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簡単に読めそうだけど…?!【委しい】この<言葉>知らない人はいないはず!

  • 2021.12.25

よく目にする漢字ではあるものの、形が変わった瞬間に読み方が難しくなることはないでしょうか。 今回の「委しい」も見た目は簡単ですが、読めないという方も多いかもしれません。 いったい、何と読むのか見ていきましょう。

(1)「委しい」の読み方はあの言葉と同じ!

じつは「委しい」ですが、みなさんよくご存じの言葉と同じ読みをします。 ヒントは、細かいことを言うときに使うあの言葉ですよ。 もうわかりましたよね? 正解は「くわしい」と読みます。 これでもう読み方を忘れることはなさそうですね。 (『広辞苑』より)

(2)「委しい」の意味

ここからは、「委しい」について説明します。 みなさんご存じのとおり、委しいとは「こと細かであること、詳細である」「精通している」といった意味です。 かいつまんだ状態ではなく、1〜10まですべて知っているという状態が委しいになります。 今は詳細を示す言葉としてですが、本来は細やかな美しさを表現した言葉でした。 細やかな部分のみ伝授され、今の詳細という意味である「委しい」になったのでしょう。 (『広辞苑』より)

(3)なぜ「委しい」と「詳しい」があるのか?

同じ読みをする「委しい」と「詳しい」ですが、じつは「精しい」という漢字もあります。 広辞苑ではすべて同じ意味として扱われてはいるものの、少しずつ違いがあります。 「委しい」と「詳しい」は、ほぼ同じ意味として使用。 その意味は「こと細かであること。詳細である」で、「委しい」と「詳しい」に該当します。 「精しい」は「精通している」という意味が該当するため、意味が少し異なるのです。 使い分けるとすると、「委しい/詳しい解説により問題の謎が解けた」「○○さんは家電に非常に精しい」といった感じです。 同じ読み方であるものの、その中でも使う意味によって異なる漢字はあります。 「委しい」も異なる漢字のひとつということです。 (『広辞苑』より) 詳しいと同じ読み方をする「委しい」。 送り仮名が入っただけで、簡単な漢字が難読漢字に変身するのは不思議ですよね。 ほかにも読み方は同じでも漢字が違うものもあるので、探してみてはいかがでしょうか。 (恋愛jp編集部)

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