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「かわいそうだった」義母の言葉に自信をなくしていた私が気づいた大切なこと【体験談】

  • 2021.12.24
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2人の子どもたちと一緒に過ごすなかで、どうしても避けられないことがあります。それは、十分な時間甘えさせてあげられなかったり、我慢させてしまったりすることです。今回は、義母の言葉に自信をなくしていた私が気づいた大切なことについてお話しします。

言葉で言うほどラクじゃない!

「おとなしいし、育てやすい子だよね!」という言葉をかけられると、素直にうんと言えない私がいます。決してわが子たちが育てづらいわけじゃない。でも、何だかその言葉は受け入れられませんでした。

2人の子どもを育てていると、必然的にどちらかを優先しなければいけなくなる状況もたくさんあります。「上の子を優先してあげて」という言葉は、妊娠中も出産してからも、ことあるごとに周りから言われてきました。でも、実行するのは意外と難しく、言葉で言うほどラクじゃないと感じます。

義母の言葉に自信をなくすことも

ある日、甘えたい3歳の長男が、0歳の次男や義母にぶつかりに行ったり、叩いたりしていました。私は夕食の準備をしながら見ていたのですが、何度注意してもやめなかったので長男のところに行き、その場から離れさせて注意をしました。

ところがその後、義母に言われたのは「あのとき、兄ちゃんがかわいそうだった」という言葉。私はそれ以前も、危ないことをしたときはしっかりと叱る教育をしてきました。それはいけないことだったのか……と、落ち込んでしまいました。

気にしなくていい、自分の子育てに自信を持つ

わが家は義母と完全同居。大変なところも見て知っているはずですが、義母からも「育てやすいし、悩まないでしょ」なんて言われることがあります。最初は「またか」とイライラしたり、私のやり方を否定されて自信をなくして泣いたりすることが何度もありました。

でも、「そんなことは気にしなくていいんだ」ということに私は気づきました。周りの言葉や得た知識を気にしすぎてしまうと、自分自身に余裕がなくなり、子どもたちと楽しく関わることができなくなってしまいます。私が自信を持って子どもたちと向き合い育てていくことが大切なんだと思えたら気持ちもラクになり、義母の言葉にもあまりイライラしなくなりました。

自分の子育てに自信を持つことが、のびのびとした子育てにつながると信じ、子どもたちと接するようにしています。

イラスト/sawawa


著者:石井はな

0歳と3歳、二男の母。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は家庭菜園。

ベビーカレンダー編集部

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