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ラストアイドル4周年記念コンサートを開催。昼夜2公演が大盛り上がり

  • 2021.12.24
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秋元康氏がプロデュースしたアイドルグループ「ラストアイドル」のデビュー4周年記念コンサートが、12月21日(火)にパシフィコ横浜・国立大ホールにて開催された。

コンサートは昼と夜の2公演。昼公演では、11thシングル『break a leg!』のリリース企画として「ファンが選ぶ楽曲ベスト25」が実地され、ファンの投票で選ばれた楽曲25曲を25位から順番に披露していくライブ形式に。投票対象曲は、デビュー曲『バンドワゴン』から『君は何キャラット?』までの全61曲。ファンが選んだ栄えある一位は、瞳キラキラ『君は何キャラット?』だった。

夜公演では「ラスアイメンバーが選んだユニット曲ベスト5」が発表されたので、今回はコンサート模様とともにレポートする。


メンバーの可愛らしい影ナレやオープニングVTRが流れ、まずは新曲『break a leg!』が披露された。この選抜メンバーは、「17LIVE Presents 496試合を勝ち取れ。ラスアイサバイブ〜ワタシは、ワタシたちで勝つ。〜」で行われたバトルの結果の上位17名で、1位の阿部菜々実がセンターを務める。パフォーマンス映像のブルー衣装を着用し、新たなスタートラインに立ちゴールに向かって突き進むような歌詞が印象的だった。



続いて、同メンバーで『好きで好きでしょうがない』をエモーショナルに歌い上げ、会場では声が出せないので、ファンは大きな手拍子を送って楽しんだ。



 ガラッと曲調が変わり、初披露となる11thシングルの共通カップリング曲『独り言の存在証明』がスタート。メンバー15名が歌う、疾走感あふれる曲だ。その後は、11thシングルの赤い制服風の衣装で舞台上に33名全員が登場。人気曲『大人サバイバー』『青春トレイン』『バンドワゴン』を立て続けに披露し、会場のボルテージが一気に高まった。




 最初のMCで全員の自己紹介が済むと、岡村茉奈の「ラストアイドル4周年記念コンサート、応援バットや拍手などでもっともっと盛り上がっていきまっしょー!」という一声と、2期生アンダー12名が歌う『バカ丸出し』で再スタート。



 続いて、2期生9名が『炭酸の泡ほど僕は泣いた』、1期生12名が『Stupidにもなれずに…』を歌唱。さらに、新曲のカップリング、松本ももなセンターの『順調な自転』、阿部菜々実センターの『今夜はUp to you!』、西村歩乃果センターの『当たりくじ』を連続で畳みかける。この3曲は、11thシングルのカップリング企画「ラスアイトライブ2021」によるもの。メンバー全33名を3つの”トライブ”に分けたチーム戦が行われ、初回限定版3形態にそれぞれの楽曲を収録し、最も売上枚数が多かったトライブのMVが制作されることに。MV制作は『当たりくじ』に決定。まもなく卒業となる水野舞菜も出演するとのことでMVも見逃せない。有観客のコンサートでは初披露となった楽曲に、会場のファンは大いに喜んでいた。




 続いて待望の「ラスアイメンバーが選んだユニット曲ベスト5」。にぎやかなMCコメントが昼公演とはひと味違った様子が伺えた。
第5位は5thシングルより『あんたは誰だ?』。メンバー5名が、チェックをあしらった冬カジュアルな衣装でパフォーマンス。力強く歌い上げる姿が印象的だった。
第4位は8thシングルより『どれくらい好きになれば』。ヤンマガ選抜メンバーが、デニムショーパンで統一した衣装で爽やかに披露。
第3位は8thシングルより『最後の選択肢』。ヤンジャン選抜メンバーが、ブルー系の上品なシフォンワンピースで切なくもしっとり歌い上げる。
第2位は5thシングルより『鼓動の理由』。メンバー3名が、白・青のシャツワンピで堂々とした歌とダンスを届けた。
第1位は9thシングルより『あやふや』。メンバー4名が蛍光イエローのラインがポイントの衣装でパフォーマンス。

1位発表後のMCでは、あやふや歌唱メンバーが「昼の部では25位にファンの皆様が選んでくださり、今回はメンバーが1位に選んでくれたったことで。本当にびっくりして、すごくありがたいし、もっとたくさん歌って人気になって欲しいなって思いました」と語った。

コンサートはここから後半戦へ。まずはメンバー8名がAKB48の『根も葉もRumor』をカバー。難しい踊りを短期間で習得し、一糸乱れぬダンスで会場を圧倒。踊りきったメンバーの息が上がるなか、他のメンバーたちが駆けつけ「めっちゃかっこよかったよー!」と声をかけ、その姿に会場のファンも拍手で答える。鈴木遥夏は「リハーサルの時にやっぱり辛くて本番大丈夫かなと心配だったけど、ファンの方の前でやるとアドレナリンが出て楽しいって気持ちになりました!」と。やり切った清々しい表情みせ、好感度が高まるばかり。


 
続いて『悪魔のディール』『君のAchoo!』『瞳キラキラ』を歌唱。悪魔のディールでは高い歌唱力、『君のAchoo!』ではくしゃみをする振りがファンの視線を釘付けに。瞳キラキラでは舞台上にミラーボールが設置され、輝きに誘われるように後半戦への期待値がどんどん膨らんでいった。瞳キラキラは昼公演の「ファンが選ぶ楽曲ベスト25」で、第1位を獲得。MCではメンバーから改めて感謝の気持ちが語られた。





さらに、『悲しい歌はもう歌いたくない』『Everything will be all right』を連続で披露。歌唱メンバーとダンスメンバーに分けることで、ステージをより華やかに魅せた。




ここで、2021年でグループを卒業する水野舞菜から一言。「ここまで続けてこられたのは応援してくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。続いては、私にとって思い出のある曲を2曲続けて聴いていただきます。私のアイドル人生はこの曲から始まりました」とコメントし、『愛しか武器がない』と『どんなに好きでいても』を歌唱。舞台上のモニターには水野が番組に登場してからの様子が映しだされ、涙を流すメンバーも。さらに曲の途中にサプライズで横断幕が登場。メンバーからのメッセージでびっしりと埋め尽くされ、「卒業おめでとう。だいすき。出会ってくれてありがとう」と綴られていた。曲終了後には水野が「ありがとう」と涙声で御礼を言い、メンバーの寄り添う姿から彼女たちの固い絆を感じた。





早くもライブ終盤となり、ここからはメンバー33名全員でのパフォーマンス。阿部の「ラストスパート!皆さんも楽しんでいきましょう」の一言から『何人(なんびと)も』を刀を持たないバージョンで披露。アップチューンの『君は何キャラット?』では会場の手拍子も一層大きくなり、いよいよクライマックス。「生きてりゃいいことあるもんさ」と叫ぶ歌詞から始まる『愛を知る』はメンバーと会場のファンの一体感を感じた。





最後は舞台全体を使い、『明日の空を見上げるために』を熱唱。曲中で阿部が「皆さん本日はありがとうございました。皆さんのおかげで4周年を迎えることができました。これからもラストアイドル頑張っていきますので応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました!」とコメントし、今までの集大成を振り返るような4周年記念コンサートが幕を閉じた。



最後に、水野の卒業挨拶がお笑いコンビ・三拍子と共に行われた。水野はファンに向けて、「私は2期暫定メンバーとして登場したのが約4年前なんですけど、いまだに私がアイドルになれたことが驚きだし、自分は可愛い性格でもないし、歌もダンスも下手だし、自分に自信がないし、そんな自分を変えたいと思ってアイドルになったけど全然変われなくて、いつもふざけてばっかりで。いつも悔しい時も平気平気って言って、本当は悔しいのに平気な振りをして、舞菜はやる気がないんじゃないかって思わせてしまったこともたくさんあったと思います。でも、どうやったらアイドルとして人気が出るんだろうって考えた時に、いつもファンの方が”舞菜は飾らない方がいいよ”って言ってくれて、”ありのままの舞菜が好きだよ”って言ってくださったので、私は今の自分がいるなって思います。なので、本当に皆さんと大好きなメンバーがいなかったら4年間続けることができなかったと思います。本当にありがとうございます。これからの人生において、ラストアイドルで活動した時間は短いかもしれないですけど、絶対に一生忘れることのない思い出だと思うし、これからの人生につないでいきたいなと思っています。約4年間ありがとうございました」と話し終えると会場からは大きな拍手が沸き起こった。三拍子も激励のメッセージを送り、感動の時間を終えた。

その後、姉妹グループ・タイのラストアイドルから映像が届き「デビュー4周年おめでとうございます。私たちはデビューしたばかりですが、いつか先輩たちと同じステージで共演できたらいいなと思っています。お会いできる時を楽しみにしています!そしてファンの皆さん、私たちラストアイドル・タイランドをよろしくお願いします」と流暢な日本語で祝福。


お待ちかねのアンコールでは、赤いスカートに4周年記念Tシャツを着用したメンバー全員が登場。『誰かの夢が叶ったら』では1期生、『Hope』では2期生、『サブリミナル作戦』では2期生アンダーがそれぞれ中心メンバーとなり歌唱。阿部が「アンコールありがとうございます!皆さんの前でこうやって歌って踊ることができて本当に幸せです。本当にありがとうございます」と最後まで感謝の気持ちを語っていた。



本コンサートでは、うれしい発表も盛り沢山だった。まず、舞台『球詠〜vs 影森・梁幽館編〜』が2022年2月17日から始まることや、『ラストアイドルシークレットライブ』の配信が2022年1月末に行われることが決定。さらに、籾山ひめりのソロ曲『To the top』が2022年1月26日に配信リリースされることも発表された。CSテレ朝チャンネルでは、2022年2月20日に『ラスアイ阿部菜々実の ななみんとライブする?』を、2022年2月26日に『4周年記念コンサート【完全版】』を放送予定している。

たくさんのうれしいお知らせの後、コンサートもいよいよ最後の楽曲に。『眩しすぎる流れ星』を一人ひとりが感謝の気持ちを込めながら歌い、無邪気な笑顔をほころばせた。曲の終盤では銀テープが会場に舞い、メンバーもファンもフィナーレを実感。最後に阿部が「4周年を迎えることができたのも皆さんのおかげです。これからどんなことが待ち受けているかわかりませんが、みんなで突き進んでいきたいと思っています」とコメントし、コンサートを締めくくった。


セットリスト
1. Break a leg!
2.好きで好きでしょうがない
3.独り言の存在証明
4.大人サバイバー
5.青春トレイン
6.バンドワゴン
7.バカ丸出し
8.炭酸の泡ほど僕は泣いた
9.Stupidにもなれずに…
10.順調な自転
11.今夜はUp to you!
12.当たりくじ
13.あんたは誰だ?
14.どれくらい好きになれば
15.最後の選択肢
16.鼓動の理由
17.あやふや
18. 根も葉もRumor
19.悪魔のディール
20.君のAchoo!
21.瞳キラキラ
22.悲しい歌はもう歌いたくない
23.Everything will be all right
24.愛しか武器がない
25.どんなに好きでいても
26.何人(なんびと)も
27.君は何キャラット?
28.愛を知る
29.明日の空を見上げるために
30. 誰かの夢が叶ったら
31.Hope
32.サブリミナル作戦
33.眩しすぎる流れ星

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