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「紙鳶」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.11
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2022年もはや2月。お正月がもう1ヶ月以上前だなんて、と月日の経つスピードに驚いている方もいらっしゃるかもしれません。みなさんは今年のお正月は何をして過ごしたか覚えていますか?

おせちを食べながらゆっくりしたり、実家に年始の挨拶に行ったなんて方もいらっしゃると思います。一方で、お子さんと「羽根つき」や「紙鳶」をして遊んだ、なんて方も多いかもしれません。

…それではここで問題です。

みなさんは「紙鳶」を正しく読めますか?

「紙鳶」の読み方!

鳥に詳しい方ならば「鳶」を見て「とんび」と気づけたはず。しかし「かみとんび」とは読みません! そもそも正月に「かみとんび」をして遊ぶ、なんてことはありませんよね。

「しえん」とも読みますが、今回は読み仮名2文字で考えてみてください! 2文字のもので、正月にする遊びと言えば…?

「こま」は「独楽」なので不正解! もう一つの方です。

正解は「たこ」でした!

「紙鳶」について

「たこ」は「凧」と書くことが多いですよね。そのため「紙鳶」という表記は、はじめて見た方も多いと思います。

さて、みなさんは「紙鳶」についてしっかり説明できますか? 存在は知っていても、具体的な情報はご存知ないかもしれません。この機会にしっかり確認しておきましょう!

〘名〙 細くけずった竹や木を骨組みにして紙や布などをはったもので、糸を引きながら風を利用して空中に高く揚げるおもちゃ。形は菱(ひし)形、長方形のもののほかに奴(やっこ)だこ、とんびだこなど、また絵だこ、字だこなどがある。そのほか中国の龍だこ、西洋の箱形だこなどきわめて種類が多い。たこのぼり。いかのぼり。いか。《季・新年‐春》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

一口に「紙鳶」と言っても、その形やデザインは実に多種多様。また、素材も多岐に渡ります。近年ではビニール製のものもあるんだそう。

ちなみに、お正月に「紙鳶」を揚げるのは縁起が良いとされているためなんだとか。おめでたいの「鯛」や金運祈願の「金時」同様に、しっかり意味があるんですね!

まとめ

いかがでしたか?

「紙鳶」は「しえん」のほかに「たこ」と読みます。

「なんだか懐かしいな〜」と思われた方は、ぜひ「紙鳶」で遊んでみてくださいね!