1. トップ
  2. 「虎石」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「虎石」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.21
undefined

格好良い動物の代表格と言えば…そう! 「虎(とら)」ですよね。

さて今回は、そんな「虎」にちなんだ難読漢字「虎石」をご紹介。実はちょっとだけ変わった読み方をするんですよ。

「虎石」の読み方!

「虎石だから…とらいしじゃないの?」

そう思われた方も多いはず。大正解! と言いたいところですが…実はちょっと違うんです。

「虎石」の読み仮名は4文字ではなく5文字になります。「虎御石」や「寅子石」と書いても、同じ読み方になりますよ。

「それなら、とらごいし?」そう思われたかもしれませんが…惜しい! こちらも少し違います。

それでは、正解発表。

正解は「とらがいし」でした!

「虎石」について

「虎石」なのに「とらいし」ではなく、1文字増えて「とらがいし」。ちょっとひねりが効いていて、読めそうで読めない言葉でしたよね。

では「虎石」とはどのような石なんでしょうか? 辞書で確認してみましょう!

[1] 〘名〙 形が虎の姿に似ていたり、虎のような斑点があったりする石。また、その石にまつわる伝説。曾我十郎の愛人、大磯の虎御前に関連させて、全国的に分布。虎御前が石になったり、石が重くなったりするもの。石占の信仰、巫女集団と関係する。寅子石。
[2] 神奈川県大磯町の延台寺番神堂にある石。重さ一四五キログラム。曾我十郎祐成が遊女虎御前のもとに通う夜、賊の矢を防いだため、十郎の身代わり石といわれ、美男しか持ち上げられないという。虎御石。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「形が虎の姿に似ている石」、まさに「虎石」という字面通りといった感じですよね! オブジェにしたり、アクセサリーにしてもよさそうです。

そして、全国各地に「虎石」にまつわる伝説があるみたい。古典文学や伝承に興味のある方は、ぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

「虎石」は「とらがいし」と読みます。

一見簡単そうに見えて、実はちょっとだけ読むのが難しい…そんな漢字は意外とありますよ。今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!