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「箭石」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.23
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「前方(ぜんぽう)」や「前倣え(まえならえ)」など、「前」という漢字は日常的に使う漢字の一つですよね。

今回は、こちらによく似た文字に竹冠がついた「箭」が入った難読漢字「箭石」をご紹介します。みなさんは、正しく読むことができますか?

「箭石」の読み方!

「まえせき」と読みたくなりますが、残念ながら違います!

もちろん「まえいし」や「ぜんせき」でもありません。実は「箭」は、「前」とは全く違う読み方をするんですよ。

「石」の部分は「いし」でOK。そして、読み仮名は合計3文字になります。はたして、残る1文字はなんでしょうか…?

ここで最大のヒント! 「箭石」は「矢石」とも書けます。これでもう分かりましたよね?

正解は「やいし」でした!

「箭石」について

気になる「箭石」の読み方は「やいし」でした! 今回初めて「箭」を見た方は、正解にたどり着くことはかなり難しかったかもしれませんね。

では「箭石」とは、いったいどのような石なのでしょうか? 辞書で確認してみましょう!

軟体動物門頭足綱の鞘形(しょうけい)亜綱に属する海生の絶滅動物の殻の化石。矢石、ベレムナイトともよぶ。ジュラ紀から白亜紀にかけて北半球の高緯度海域(ボレアル生物地理区)に繁栄したが、白亜紀末に滅亡した。分類上、独立した目をつくる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

そう! 実は「箭石」って化石の一種なんです。「べレムナイト」という呼び名の方なら知っていた、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回ご紹介した「箭石」をはじめ、化石や鉱物には変わった名前、不思議な名前をしているものがたくさんありますよ。その中には、いわゆる難読漢字に当てはまるものも…。

今後もご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「箭石」は「やいし」と読みます。

「矢石」とも書くので、2つの表記をぜひこの機会に覚えていってくださいね!