「較べる」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は…？

「比較（ひかく）」の「較」としておなじみのこの漢字、実は訓読みがあることはご存知ですか？

今回は「較」の訓読み「較べる」の読み方を当てていただきます。いつもよりちょっと難易度は低めなので、考えればきっと答えにたどり着けますよ！

もちろん「かくべる」とは読めません！

でも、すでに答えがなんとなくわかっている方もいらっしゃると思います。

正解を発表する前にヒント！「較べる」には別表記があります。一つは「競べる」、そしてもう一つは「比べる」です。

これでもうわかっちゃいましたよね？

正解は「くらべる」でした！

「較べる（くらべる）」の読み方を知らなかった方でも、「比べるって書くしもしかして…？」とピンときたかもしれませんね。

ちなみに「較べる」には少し面白い意味もあるんですよ。辞書で確認してみましょう！

１二つ以上のものをつき合わせて差異や優劣などを調べる。比較する。「身長を—・べる」「今年は例年に—・べ雪が少ない」
２優劣や勝敗を競う。競争する。「力の程を—・べる」「腕前を—・べる」
３心を通わせ合う。

出典：『精選版日本国語大辞典』小学館

1と2の意味は、日常的に使いますよね。でも3は、ちょっと耳慣れないと思います。

勝負は必ずしも勝ち負けのみが重要ではないですが、やはり勝てた方がうれしいですし、負けたときは悔しくなってしまうもの。油断せずしっかり準備して、万全の状態で臨めるようにしましょう！

いかがでしたか？

「較べる」は「くらべる」と読みます。

よく使うあの漢字に、実は全く知らない読み方があった…なんてこと、実は意外と多いんですよ。今後もたくさんご紹介させていただきます！