「これはハマる…！」【かつや】の“デミチキンカツ”は意外性の塊でした《実食ルポ》

人気とんかつ専門店・かつやは、2022年1月7日から今年第1弾の期間限定メニュー「デミチキンカツ」を販売しています。

「カツ丼」は日本料理の代表的存在の一つですが、こちらは洋食メニューに仕上がっているんだそう。はたしてどのような味なのか？実際に食べた感想をレポートします。

単品・定食もありますが、今回は「デミチキンカツ丼弁当」をチョイス。価格は745円（税込）です。

電子スケールにのせてみたところ、重量は556gありました。さすがかつやの期間限定メニュー、しっかりボリュームも兼ね備えていることがわかります。

ふたを開けると、中からデミグラスソースの重厚な香りがただよってきました。食欲もいっそうブーストされた気がします。

一目見て、なによりもまず印象的だったのがそのビジュアル。岡山県の「デミカツ丼」を想像していましたが、チキンカツの上には豚肉と玉ねぎがたっぷり盛られています。

そして、2021年最後の期間限定メニュー「黒胡麻担々チキンカツ」同様に、今回もチキンカツはまさかの2枚入り…。肉×揚げ物×デミグラスソースとヘビーなメニューのため、完食できるか少々心配になってきてしまいました。

まずはデミグラスソースが絡んだ具材のみをいただいてみることに。たっぷり入った豚肉はほろっとやわらかく旨みたっぷり。玉ねぎは大きめにカットされており、ジャクッとした食感と甘みが楽しめます。

サクサクのチキンカツはジューシーで、コク深いデミグラスソースと絡まりなんとも贅沢な味わいに。ふわっと香るパルメザンチーズの風味も絶妙で、ついついクセになってしまう味に仕上がっています。

豚肉たっぷりのデミグラスソースだけでも十分ご飯が進みます。そのため、最初は食べきれるか心配でしたが、むしろご飯を追加してしまったほど。お腹に余裕のある方は、ぜひ大盛で注文されることをオススメします。

2021年は中華で締め、2022年は洋食で始まったかつやの期間限定メニュー。どちらもしっかりおいしく、味もボリュームも満足感の高い一品でした。

今年の“かつやはじめ”はぜひ「デミチキンカツ」にされてみてはいかがでしょうか？

筆者：松本陸杜／ライター