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「弛む」は「ゆるむ」「たゆむ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.3.23
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何かを新しく始めようとするとき、最初は勢いがよくても、途中で失速してしまうことがありますよね。

やる気がなくなったり、なんとなく自分に合わないなと思ったり、失速する原因はさまざまでしょう。

さて、今回は勢いが失速してしまうときに使う言葉から「弛む」をご紹介します。一体なんと読むのかわかりますか?

なお、今回は「ゆるむ」「たゆむ」以外の読み方を考えてみてくださいね!

「弛む」の読み方!

では、早速「弛む」の読み方を発表します。

「しむ」と読んだ方は、不正解!もちろん「ちむ」でもありませんよ。

「夏休み明けで気持ちが弛む」や「ロープが弛む」のように使うことが多いかもしれません。

太って体がぶよぶよになったときも「弛む」ということがあります。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「たるむ」でした!

「弛む」の豆知識

では、「弛む(たるむ)」とはどういう意味なのでしょうか。

①ぴんと張っていたものが張りをなくす。
②心が緊張を欠いてだらしなくなる。だれる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1077

 

緊張がほどけるときに使う言葉ですね。

「弛」は、ぴんと張っている状態の弓がだらりと伸びている様子から作られました。

ちなみに「弛む」を「ゆるむ」と読むときは、次のような意味になります。

①きつく締まっていたものがゆるくなる。
②硬かったものがやわらかくなる。
③表情のかたさがとれる。
④緊密な結びつきが弱くなる。
(後略)

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1779

 

同じ「弛む」でも、「たるむ」と読むときと「ゆるむ」と読むときで、少し意味が違うのはおもしろいですね。

まとめ

いかがでしたか?

「弛む」は「たるむ」と読みます。

何事も初めは勢いがよくても次第に弛んでしまうもの。

休憩をいれつつ、最後まで弛まず成し遂げたいですね。