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「当薬」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.1
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緑茶やウーロン茶、麦茶や紅茶。お茶にはたくさんの種類がありますよね。

今回はお茶にも使われている植物の名前から「当薬」をご紹介します。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「せ」から始まる4文字の言葉を考えてみてくださいね。

「当薬」の読み方!

では、早速「当薬」の読み方を発表します。

「とうやく」とも読みますが、今回は「せ」から始まる言葉が答えなので残念ながらこちらも不正解。

ヒントは、思わず顔をしかめてしまうほど苦みが強いものとして知られている植物です。バラエティ番組などの罰ゲームとして「当薬茶」を飲んでいる様子を見かけたことがあるかもしれません。

それでは正解を発表します。

正解は「せんぶり」でした!

「当薬」の豆知識

では、「当薬(せんぶり)」とはどのような植物なのでしょうか。

山野に自生するリンドウ科の越年草。秋、紫色の線条のある白い花を開く。全体に苦みが強く、乾燥したものを煎じて胃腸薬にする。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.975

 

ほかの漢字で「千振」と書くこともできます。

「千回煮出してもまだ苦みが残っている」ことから「せんぶり」と呼ばれるようになったといわれています。「せんぶり」を「当薬」と書くのは、せんぶりを味見した人が「当に(まさに)薬である」と発言したからだとか。

「良薬口に苦し」という言葉があるくらいなので、きっとあまりの苦さにこのような言葉を残したののかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「当薬」は「せんぶり」と読みます。

罰ゲームに使われるほど苦みが強い「当薬」。読み方をぜひ覚えておいてくださいね!