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「壮か」は「そうか」ではありません!読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.4.8
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今回ご紹介する漢字は「壮か」。

「滋養強壮(じようきょうそう)」や「壮観(そうかん)」などのように使われることが多い「壮」という漢字。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「壮か」の読み方!

では、早速「壮か」の読み方を発表します。

「そうか」と読んだ方は、残念ながら不正解!

ヒントは、式典を執り行うときや、神社に行った時などに使うことが多い言葉です。

「壮かな雰囲気で神前式が行われた」や「神社が醸し出す壮かな雰囲気が好きだ」のように使うことが多いでしょう。

空気に重みがある時や、風格がある時に使いますよ。

「お」から始まる言葉を考えてみてくださいね。

そろそろ読み方はわかりましたか?

そう!正解は「おごそか」でした!

「壮か」の豆知識

では、「壮か(おごそか)」とはどういう意味なのでしょうか。

格式や威儀を感じさせるさま。荘重だ。厳粛だ。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.232

 

普段は「壮か」ではなく「厳か」と書くことが一般的です。

ほかに「荘か」と書くこともできます。

「壮」の字といえば、強いことや大きいことを意味する言葉として使われることが多いですよね。

「壮」の旧字は「壯」です。「爿」は机を横から見た形、「士」は戦士の身分を表すまさかりを示しています。

「爿」と「士」を組み合わせることで身体が強い男性を意味し、心身が強く盛んなこと、大きくて立派なことを表すようになりました。

そのため、働き盛りの年頃を意味する「壮年(そうねん)」や勇ましく元気なことを意味する「勇壮(ゆうそう)」のように使われるんですね。

まとめ

いかがでしたか?

「壮か」は「おごそか」と読みます。

おうち時間が増えてストレスが溜まっている方は、「壮か」な雰囲気が漂う神社でゆっくり深呼吸してみてはいかがでしょうか。