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「少い」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.4.15
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今回ご紹介する漢字は「少い」。

「希少(きしょう)」や「少女(しょうじょ)」のように使うことが多い「少」の字ですが、一体なんと読むのかわかりますか?

もちろん「すくない」ではありませんよ。

「すくない」と書くときは「少ない」というように送り仮名をつけるので、今回はまた別の言葉です。

さあ、読み方を考えてみましょう!

「少い」の読み方!

では、早速「少い」の読み方を発表します。

「しょうい」と読んだ方は、不正解!もちろん「すくい」でもありませんよ。

ヒントは自分より年齢が幼い子や、技術が未熟なことに対して使う言葉です。

「少い頃に戻って勉強をやり直したい」や「あの子は私より少い」のように使うことが多いでしょう。

「少い番号」のように、順番が早いことを表すときにも使われます。

そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「わかい」でした!

「少い」の豆知識

では、「少い(わかい)」とはどういう意味なのでしょうか。

①生まれてからまだ多くの年月を経ていないさま。
②若々しいさま。衰えていない。若さがある。
③熟練していないさま。未熟だ。
④年が少ない。年下である。
⑤数の順番が早い。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1869

 

「少い」は私たちが普段使っている「若い」と同じ意味です。

「少」の字はほかに「少く(しばらく)」や「少(まれ)」とも読みます。

ところで、なぜ「少」は「すくない」や「わかい」といった意味をもつようになったのでしょうか。

「少」の字は、小さな貝をひもでつなげた形から作られた漢字です。

つなげられている貝の数が少ないことから「すくない」の意味を表すようになりました。

そして、年齢が少ないことに対して「わかい」と使うようになったのです。

まとめ

いかがでしたか?

「少い」は「わかい」と読みます。

人間は日々を年を取りますが、決して「少い(わかい)」頃に戻ることはできません。

今日が一番「少い」日です。悔いのない毎日を過ごしたいですね!