「夜業」はなんと読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は？

夜はみんなが寝静まっていて、昼よりも静かなので作業が捗るという方も多いですよね。集中できるからと、あえて夜に作業時間を設けている方もいます。

さて、今回ご紹介する漢字は夜の作業と書いて「夜業」。

夜に行う作業に関する漢字ですよ。

一体なんと読むのかわかりますか？

では、正解の前にまずはヒントから。

昼間だけでなく夜も活動するときに使う言葉です。

「今夜は夜業だ～」「夜業して作業を終らせなきゃ」のように使うことが多いでしょう。試験勉強をするために「夜業しないと間に合わない」と言うこともあります。

そろそろ読み方はわかりましたか？

正解は「よなべ」でした！

では、「夜業（よなべ）」とはどういう意味なのでしょうか。

夜、仕事をすること。また、その仕事。夜業。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.1798

夜に勉強することを「夜業（よなべ）」と言うことがありますが、本来は夜に行う仕事のことを指しています。普段は「夜業」よりも「夜鍋」の漢字を使うことのほうが多いでしょう。

また、「夜業」は「やぎょう」とも読みますが、意味は「よなべ」と同じです。

ところで、なぜ夜に仕事をすることを「夜業」と言うのでしょうか？一説によると、夜食のお鍋を作りながら仕事をしていた様子から生まれた言葉だといわれているんだとか。お鍋は簡単に作れるので、きっと忙しいときの腹ごしらえにぴったりだったのかもしれません…！

いかがでしたか？

「夜業」は「よなべ」と読みます。

夜はたしかに集中しやすい環境ではありますが、「夜業」を続け睡眠不足になると体調を崩しやすくなるので、ほどほどにしてくださいね。