今回ご紹介する漢字は「卓れる」。
「卓越(たくえつ)」や「電卓(でんたく)」、「卓球(たっきゅう)」などの言葉で使われることが多い漢字ですが、「れる」という送り仮名がついた「卓れる」は、一体なんと読むのかわかりますか?
読み方は決して難しいものではありませんよ。
さあ、一緒に考えてみましょう!
「卓れる」の読み方!
では、早速「卓れる」の読み方を発表します。
「たくれる」と読んだ方は、不正解!
ヒントは、学業でよい成績を収めたりスポーツや芸術などで素晴らしい結果を出したときなどに使われる言葉です。
そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「すぐれる」でした!
「卓れる」の豆知識
では、「卓れる(すぐれる)」とはどういう意味なのでしょうか。
①能力・価値などが他よりまさる。
②健康や天候が思わしくない意を表す。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.902
普段使っている「優れる」と同じ意味です。
ちなみに「すぐれる」はほかに「勝れる」や「秀れる」、「選れる」と表記することもできます。
相手より勝っていることを強調したい場合は「勝れる」、目立っていることを強調したい場合は「秀れる」を使うことが一般的です。
まとめ
いかがでしたか?
「卓れる」は「すぐれる」と読みます。
普段は「優れる」と書くことがほとんどですが、「卓れる」のほかに「勝れる」や「秀れる」などのように書くことも可能です。
ぜひ覚えておいてくださいね!