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「容鳥」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.14
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身近な「鳩(はと)や「烏(からす)」を始め、動物園で見られる「孔雀(くじゃく)」や「駝鳥(だちょう)」など、「鳥」は大きさも風貌も様々。

また、「鸚哥(いんこ)」を飼っている方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、そんな「鳥」の一種である「容鳥」の読み方を当てていただきます。いったいどんな「鳥」なんでしょうか?

「容鳥」はなんと読む?

まずは日常的に使う読み方から考えてみましょう。

「容」は「容器」「容量」など、「よう」と読まれることが殆どかもしれませんね。

実は「鳥」は「どり」が正解なんです。つまり、問題となってくるのは「容」。こちらをどう読むかが鍵となっています。

今回の「容鳥」、別表記が2つほどあるんです。「容」以外のどんな漢字が当てはまるのか、考えてみましょう。読み方のヒントは身体の一部ですよ。

どうでしょう、正解の見当は付きましたか?

それでは正解を発表します。

正解は、「かおどり」でした!

「容鳥」について

先述した別表記は「貌鳥」、そして「顔鳥」です。後者であれば簡単に読めた方も多いかもしれません。

漢字の読みが分かると、次に気になってくるのが意味。「容鳥(かおどり)」がいったいどんな「鳥」なのか、さっそく辞書で確認してみましょう。

〘名〙 (古くは「かおとり」) 鳥の名。なに鳥かは不明。かおよどり。《季・春》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

そもそもどんな鳥なのか明らかになっていない、曖昧な意味の言葉でしたね。しかし、これは一説に過ぎません。他に「雉(きじ)の雄」「鴛鴦(おしどり)」「翡翠(かわせみ)」など、他にも様々な鳥を表す言葉として考えられているそうです。

「容鳥」は、人によって思い描く対象が変わる言葉なのかもしれませんね。

まとめ

「容鳥」は「かおどり」と読み、他に「貌鳥」「顔鳥」と書きます。

どんな鳥か定かではない、ちょっと変わった言葉でしたね。

今後も「容鳥」のような難読漢字を多数紹介させていただきます。ぜひ楽しみにお待ちいただけると幸いです。