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「和稲」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.8
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多くの方にとって、お米はなくてはならない主食です。お米に合うおかずを考えるだけでも、食欲が湧いてくる、なんてことがあるかもしれません。

さて、今回はそんなお米に関連した漢字である「和稲」をご紹介します。

「和」「稲」、どちらもよく見る漢字ですが、組み合わさったこの「和稲」はいったい何と読むのでしょうか。

「和稲」はなんと読む?

「和」は「わ」や「かず」、「和らぐ(やわらぐ)」等と読みますよね。

一方「稲」ですが、こちらは「いね」と読むことが殆どかもしれません。

これらを組み合わせて「わいね」や「かずいね」としても、残念ながら不正解なんです。

実はこの「和稲」、かなり特殊な読み方をします。少なくとも、ぱっと見て想像できるものではないかもしれません。

それでは正解を発表します。

正解は、「にきしね」「にこしね」でした!

「和稲」について

「にきしね」「にこしね」、どちらも意外な読み方だったかもしれません。

では、「和稲」はいったい何のことなのか、さっそく辞書で確認してみましょう。

にき‐しね【和稲】〘名〙 (後世は「にぎしね」とも) 稲の実のもみ殻を取り去ったもの。米。にこしね。⇔荒稲(あらしね)。
にこ‐しね【和稲】
〘名〙 =にきしね(和稲)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

脱穀後のお米のことでしたね。ちなみに、引用にある「荒稲(あらしね)」は脱穀前のお米のことだそうです。

なお、脱穀後のそのままの状態のものを「玄米(げんまい)」、それを精米したものを「白米(はくまい)」といいます。普段から食べているお米ですが、厳密にはいろいろな違いがあるんですね。

まとめ

「和稲」の2つの読み方をご紹介しました。

今後も「和稲」のような難読漢字をたくさんご紹介します。お楽しみに!