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「近衛」は「このえ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.5
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今回ご紹介する漢字は「近衛」、歴史の授業で習った方も多いかもしれません。

歴史の授業では「このえ」と読むと教わったかと思いますが、実はこれ以外にも2つの読み方があるんです。

1つは簡単ですが、もう1つはかなり特殊な読み方をします。いったいどう読むんでしょうか…。

「近衛」は「このえ」以外になんと読む?

「近」は「近藤(こんどう)」という苗字のように、「こん」と読めますよね。「近衛」もそれと同様に「こんえ」と読むんです。こちらは1字変えるだけなのでかなり簡単ですね。

ただ、もう一方は話が変わります。その読み仮名はなんと6文字! 

ここでヒント。それぞれの漢字の意味を思い返してみましょう。「近」は基本的に何かが「近い(ちかい)」という意味ですよね。

次に「衛」、こちらは「自衛(じえい)」や「防衛(ぼうえい)」等、「守る(まもる)」という意味で使われることが多いと思います。

これらの意味を、読み仮名の6文字に当てはまるよう調整していただければ、答えはすぐそこです。

そう、正解は「ちかきまもり」でした!

「近衛」について

「ちかきまもり」、「このえ」とはかなりかけ離れた読み方でしたね。

では、意味もかなり違っているんでしょうか…? 早速辞書で確認してみましょう!

ちかき‐まもり【近衛】
〘名〙 宮中に近く伺候して警固する役目。また、その人。近衛府の官人。このえ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「このえ」と同様の意味でした。また、先述した「こんえ」も「このえ」と同じ意味となっています。読み方が変わったからといって、意味も変わるというわけではないんですね。

ちなみに、「近衛」は役目や官人の他に、「近衛流(このえりゅう)」という書道の流派の名前としても使われるそうですよ。

まとめ

「近衛」の読み方、全て覚えていただけたでしょうか。

「このえ」という読み方も決して簡単というわけではないので、授業で習っていたけれど忘れてしまっていたという方はこの機会に改めて覚えておくと良いかもしれませんよ!