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「角」は「かど」や「かく」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.17
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冬の空気は澄んでいるから星がはっきり見える、とよく言われますよね。

ふと夜空を見上げて、「冬の大三角」や「北斗七星」などに目を奪われる、なんてこともあるかもしれません。

さて、今回はそんな星に関連した漢字「角」の読み方を当てていただきます。「かど」や「かく」、という読み方もありますが、他にも面白い読み方があります。

「角」の「かど」「かく」以外の読み方!

「角」は「かど」や「かく」の他に、「つの」「すみ」とも読みますが、今回はまた別の読み方で考えてみてください。

先述した「冬の大三角」や「夏の大三角」など、「角」が星に関連した漢字に使われていることはあります。でも「角」だけの場合、どのように読めばいいんでしょうか…?

ヒントを出すと、読み仮名は3文字です。「す〇〇」と読むので、残り2文字を考えてみましょう。

いかがでしょう、当てはまる2文字の見当は付きましたか?

それでは正解を発表します。

正解は「すぼし」でした!

「角」について

「すぼし」、字面からは想像もつかないような読み方だったかもしれませんね。ちなみに「角宿」とも表記することができますよ。

では、この「角(すぼし)」はどういった意味なのでしょうか? 辞書で確認してみましょう!

二十八宿の東方第一宿。角(かく)の和名。東方のおとめ座の首星スピカなどからなる星宿。角宿(かくしゅく)。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「星宿(せいしゅく)」とは、「ほし。天球上の恒星、その見かけの集団。宿は、古く中国で天球を三垣二八宿に区分したことに由来する。しょうしゅく」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)という意味でした。つまり、「角」はスピカなどの「星の集団」のことでした。

「角」は今でも「星占術」で使われているとのこと。朝のニュースでは星座で占っていたりしますが、それ以外にもいろんな「星占術」があるそうですよ。

まとめ

「角」は「すぼし」とも読むことが分かりましたね。

今後も「角」のような、簡単な漢字の難解な読み方をご紹介していきます。次回をお楽しみに!