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「たいこ」じゃないの?簡単そうだけど読めない漢字、正解は...!

  • 2022.3.11
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今回ご紹介する漢字は「大鼓」です。「あれ…簡単じゃない?」と思うかもしれませんが、漢字をよく見ていただくと、ご想像のものとは違うことが分かるかと思います。

「大」はいつもお世話になっていますが、「鼓」はかなり使用機会の限られる漢字ですよね。

この2つが組み合わさっている「大鼓」、正解を目指して考えてみましょう。

「大鼓」は何と読む?

初見で「太鼓(たいこ)」と読んだ方が多いかもしれませんが、今回ご紹介する漢字は「大鼓」。よく似ていますが、1文字目が違いますよね。

今回の鍵は「鼓」。「こ」以外の読み方を知らない方もいらっしゃるかもしれません。

正解は2種類あり、「大」は「おお」と読みます。「鼓」は2文字か3文字で読むことができますので、どんな文字が当てはまるのか考えてみましょう。

いかがでしょう、「鼓」に当てはまる文字は分かりましたか?

それでは正解を発表します。

正解は、「おおつづみ」「おおかわ」でした!

「大鼓」について

「大鼓」は「おおつづみ」「おおかわ」と読みます。古文で出てくる単語でもあるので、現役の学生の方の正答率は高かったかもしれませんね。

今回の「大鼓」、序盤で記述したように「太鼓」と字面がよく似ていますが、意味に違いはあるのでしょうか。辞書で確認してみましょう。

おお‐つづみ〔おほ‐〕【大鼓】能・長唄などの囃子はやしに用いる打楽器の一。大型で、左ひざの上に横たえて右手で打つ。おおかわ。
おお‐かわ〔おほかは〕【大▽鼓/大革】
⇒おおつづみ

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「大鼓」は左ひざに置いて手で打ち鳴らす打楽器の一種でした。対して「太鼓」はみなさんもご存じの通り、基本的には「バチ」で叩いて演奏します。そのビジュアルにもかなり違いがありますので、気になった方はぜひ一度調べてみてください。

「大鼓」には対応する「小鼓(こつづみ)」というものもあります。こちらは「大鼓」と違い右肩にのせて演奏するとのこと。単に「鼓(つづみ)」と称される場合は「小鼓」を指すことが多いそうですよ。

ちなみに、「大鼓(おおかわ)」は、「大革」と書くことも可能です。

まとめ

「大鼓」は「おおつづみ」「おおかわ」と読み、打楽器の一種のことでした。「太鼓」との違いも併せて覚えていただけると幸いです。

今回の「大鼓」のように、初見だと間違いやすい難読漢字はまだまだございます。今後もご紹介させていただきますね!