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「魚条」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.4
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みなさんは最近魚を食べていらっしゃいますか? 今の季節に美味しいものであれば「鱈(たら)」や「鰤(ぶり)」等ですよね。

最近だと、コンビニの焼き魚や煮つけもかなり美味しく、ますます身近な存在になっているのではないでしょうか。

さて、今回はそんな魚にまつわる漢字、「魚条」の読み方を当てていただきます。

「魚条」の読み方!

「魚」は一般的には「さかな」や「うお」、「ぎょ」と読まれます。一方、「条」は「じょう」と読まれることが殆どではないでしょうか。

ただ、これらの組み合わせでは「魚条」を正しく読むことはできません。組み合わせからは想像もつかない読み方になっています。

ここでヒント! 「魚条」は「楚割」とも表記します。「楚」の読みを知っている方であれば正解に近づけるかもしれません。

ただ、かなり難解な漢字に違いはないので、ここでもう正解を発表してしまいます。

正解は、「すわやり」「すわり」でした!

「魚条」について

「魚条」の読み方、当てられた方はいらっしゃいますか? ヒントの「楚」は「すわえ」や「そ」と読みます。「清楚(せいそ)」という形で目にする機会があるのではないでしょうか。

「楚(すわえ)」には細く長い枝、という意味があります。「条」にも同じく細長い枝、それに加えて細長いもの、という意味もあるんです。

「魚」という漢字に、これらの意味を合わせると…。なんとなく「魚条」が何を指しているのか見えてきたのではないでしょうか。

それでは、「魚条」の意味を辞書で確認してみましょう。

すわやり すはやり【楚割・魚条】〘名〙 (「すわえわり」の変化した語。楚(すわえ)のように細く割ったものの意) 魚肉を細長くさいて干したもの。けずって食用にする。すじうお。すわり。そわり。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

引用文から察するに、魚の干物の1種でしょうか。

また、削って食べる、という点から「鰹節(かつおぶし)」と重ねている方がいらっしゃるかもしれませが、あちらはボイルした後燻製されるので、「魚条」というわけではなさそう…。「魚条」、いったいどんな味なんでしょうか。少し興味が沸きませんか?

まとめ

今回は「魚条」についてご紹介させていただきました。

今でも鮭の「魚条」を提供しているお店があるそうなので、機会がありましたらぜひ1度ご賞味ください!