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「親族」は「しんぞく」以外に何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.17
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近年は新型コロナウイルスの影響により、「親族」一同で集まってお正月を過ごすことがなくなったという方も多いかもしれませんね。

さて、今回は「親族」について考えていただきます。もちろん「しんぞく」と読むのは周知の事実ですが、実は別の読み方が隠されているんです。

その数はなんと3つ!どれか一つでも当ててみてくださいね。

「親族」は「しんぞく」以外に何と読む?

「親族」の読み方は他に3つあると言いましたが、そのうちの1つはかなり「しんぞく」に似ています。勘に頼っても当てられるレベルなんです。

しかし、残りの2つはそう簡単にはいきません。「親」と「族」、これらの一般的な読みからは想像もつかないものとなっています。

ここでヒント! 読み仮名はそれぞれ3文字と6文字です。そして、どちらも最初の1文字は「う」となっています。

いかがでしょう、正解に近づけたでしょうか。

それでは正解を発表します。

正解は、「うから」「うからやから」「しぞく」でした!

「親族」について

「しぞく」は「ん」がないだけですが、他2つはかなりの難問でした。当てられた方はいらっしゃいますか?

「うから」に「うからやから」、「親族」をどう読めばそうなるのかさっぱり分からないですよね。

「うからやから」の「やから」に関しては、「や」が「家」を、「から」は血縁関係を表すとのこと。これを知るだけでも「うからやから」の意味はなんとなく分かるのではないでしょうか。

では、意味を確認していきましょう。これら3つの意味は以下の通りです。

うから【親族】〘名〙 (古くは「うがら」) 血縁の人々の総称。血族。親族。親類。一族。
うから‐やから【親族】
〘名〙 (「やから」は「うから」に同じ。古くは「うがらやから」) 血縁の人々の総称。一族。親族。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

し‐ぞく【▽親族/▽親属】
「しんぞく」の撥音の無表記。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

「しんぞく」の意味とどれも共通していましたね。同じ意味、同じ漢字でもこれだけ読みの種類がある漢字はかなり珍しいのではないでしょうか。

まとめ

「親族」は「しんぞく」の他に、「うから」「うからやから」「しぞく」と読みます。

人と会うことがはばかられる昨今、「親族」とも連絡を取り合う程度になりがちですが、こういった縁を離さないようにしたいものですね。