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「鹿杖」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.1
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動物園で出会える「鹿(しか)」は比較的馴染み深い動物です。とはいえ頻繁に見かけるという方はそう多くはないのではないでしょうか?

さて、今回はそんな「鹿」が使われている漢字「鹿杖」の読み方を当てていただきます。

「鹿」と「杖」という簡単な漢字しか使われていませんが、はたしてどう読むのでしょうか。

「鹿杖」の読み方!

それぞれの漢字をシンプルに読むと「しかつえ」ですが、それでは不正解です。

今回のポイントは「鹿」をどう読むか。比較的簡単な読みでは「か」、難しいものであれば金閣寺の正式名「鹿苑寺(ろくおんじ)」のように「ろく」と読みます。

手詰まりの方もいらっしゃるかもしれませんので、ここで正解を発表させていただきます。

正解は「かせづえ」でした!

「鹿杖」について

「鹿」を「かせ」と読むのはかなり意外だったかもしれません。ただし、鹿の古名は「鹿(かせぎ)」だったそうなので、もしかすると昔はこの読み方が主流だったのかもしれませんね。

なお、意味は下記の通りとなっています。

1 先が二またになったつえ。また、上端をT字形にしたつえ。撞木づえ。2 僧侶などが持つ、頭部に鹿の角をつけたつえ。わさづの。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

先が二又、もしくは上端がT字になっている杖のことでしたね。また、字面通り鹿の角を付けた杖のこともいうそうです。

余談ですが、普段ほぼ使う機会のない杖ですが、実は様々な種類があることをご存じですか?

ケガをした際にに用いる「松葉杖(まつばづえ)」は有名ですが、他にも接地面が4点に分かれている「四点杖」、腕を通すカフがついている「ロフストランドクラッチ」、他にも折り畳み式や伸縮式のものからスポーツ・アウトドア用のものまで実に様々あるんだそう。

興味がある方はぜひ一度調べてみてくださいね。

まとめ

「鹿杖」は「かせづえ」と読み、鹿の角が付いた杖、または持ち手が二又やT字型の杖のことでした。

今回の「鹿杖」のような、簡単な漢字が組み合わさることによって読めなくなるものはまだまだございますので、今後もご紹介させていただきます。