女優イ・ハニの結婚は突然の出来事ではなかった！？実母から受け取った指輪に「欲しかった」

「女優イ・ハニが結婚した」というニュースが、韓国ポータルサイトのリアルタイムランキングで上位を占め、話題を集めている。所属事務所も結婚を聞いていなかったというが、結婚発表へのシグナルはすでに前から送られていたようだ。

12月21日、イ・ハニの所属事務所が報道資料を通じて彼女の結婚を公式発表した。「大切な縁に出会った女優イ・ハニが、お互いに対する信頼と愛情をもとに一生のパートナーになることを約束することになった。コロナ禍であることを考慮し、12月21日ソウル某所で家族だけを集めて結婚式を挙げ、夫婦になりました」と伝えた。

11月21日に『テレビ朝鮮』で放送された『スタードキュメンタリー・マイウェイ』（原題）では、イ・ハニが母からおさがりの指輪を受け取っていたため、この時点で結婚説が出ていた。イ・ハニの母は、自分の母から受け継いだ大きな宝石がついた指輪を「あなたにあげる。私の母からもらった指輪。この指輪が似合う人はあなたしかいない」と言い、指輪を手渡した。「前からあげたかった。大切だからこそ渡すんだ」とも伝えている。

これに対してイ・ハニは「私が代わりにお母さんにもっといい指輪をプレゼントしてあげる。私、こういうことにロマンがあった。親譲りの物はお金で買えないものだから」と語っていた。

このやり取りを受け、一部の視聴者からは「結婚適齢期であるため、結婚が差し迫っているのではないか」と推測されていたわけだ。

イ・ハニの母は「幸せに生きている人こそ成功した人だ。仕事も幸せを感じられるだけしなさい。女性としての幸福も授かってほしい。子どもを産んで、幸せに暮らしているハニに会いたい」と伝え、早くから孫への期待も伝えていた。

そして11月26日にも結婚へのシグナルが出されていた。ドラマ『one the woman』（原題）の撮影を終え、恋人とともに韓国から出国したと報じられたが、関係者は「プライベートと関連した事なので、説明することはできない」とし、慎重な姿勢を示していた。

出国のニュースが報じられてから約1カ月後の12月21日、結局イ・ハニの結婚が伝えられた。人生の第2幕を開いたイ・ハニの今後に関心が寄せられている。

◇イ・ハニ プロフィール

1983年3月2日生まれ。2006年のミス・コリア優勝者。2009年に放送された『パートナー』（KBS）で女優デビューし、その後も多彩なドラマ作品を通じて存在感を見せてきた。特に、2017年に放送された時代劇ドラマ『逆賊－民の英雄ホン・ギルドン－』では、主人公の運命の恋の相手チャン・ノクスを熱演。歴史上では「朝鮮三大悪女」の一人として知られる人物だが、劇中でイ・ハニが見せた情熱的な美女の姿は大きな反響を得た。