長濱ねるがこっそり集めているもの「夢のために、こつこつとそろえる特別なリボン」

夢のために
こつこつとそろえる特別なリボン

長濱ねる
タレント

今回、ねるさんが見せてくれたのは、ロンドンにある専門店で購入した、とっておきのもの。素材はサテンやオーガンジー、淡い微妙な色合いが素敵だ。

「メリルボーンという佇まいの美しい界隈が大好きなのですが、そこにある『V V ルーロー』という手芸材料店で買いました。色とりどりの羽やタッセル、コサージュの材料なども扱う、小さな可愛らしいお店です。ロンドンに行ったら必ず、しかも滞在中2回は立ち寄ります。窓際に色合いも素材もさまざまなリボンのロールがたくさん並んでいて、それを見ているだけでも興奮してしまいます」

子どもの頃から心惹かれ、そして高校時代に手芸部だったことから、リボンへの愛はますます高まっていったとか。

「当時からファッションに興味があったので、生地屋さんによく行ってはボタンや美しい端切れを探していました。ゆくゆくは自分で服を作りたいという夢もあり、その時の資料用にいろんなリボンを集めている気持ちもあります」

友人へのプレゼントにかけたり、自分の髪に結んだり、ぬいぐるみの首に巻いてみたりと、日々の生活でも使う場面はけっこう多いという。

「今は巾着袋3つに分けて収納しています。いつかは自分の部屋にロールごとリボンをつるしたラックを作って、そこから引っ張り出して使いたいな」

掲載のリボンはすべて「V V ルーロー」で1〜2mずつ購入。「少し値段が高めなので、悩みに悩んだ結果、好きなテイストに偏ってしまいます」と語る通り、ベージュやピンク、スモーキーな色合いのものが多い。

GINZA2021年8月号掲載