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「リサとガスパール展」開催!150点の原画と限定グッズ販売も

  • 2015.8.7
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日本でも人気の絵本シリーズ「リサとガスパール」。日本語版刊行15周年を記念して、松屋銀座で展覧会が開催中です。初公開を含む約150点の原画やスケッチなどを展示。ほのぼのとした絵本の世界に触れてみませんか?

不思議な生き物が主人公の「リサとガスパール」

ウサギのような耳と犬のような体型。でも、リサとガスパールは、そのどちらでもない不思議なパリの住人です。白い体に赤いマフラーをしている好奇心いっぱいのおしゃまな女の子がリサ、黒い体に青いマフラーをしている優しくてナイーブな男の子がガスパールです。

1999年に、ドイツ生まれの画家ゲオルグ・ハレンスレーベンさんと、フランス生まれの作家でデザイナーのアン・グットマンさん夫妻が発表した絵本「リサとガスパール」は、たちまち人気となり、翌年には日本語版が刊行されました。

メイン写真:『リサとガスパール ゆうえんちへいく』 Hachette Livre ©2013 Anne Gutman & Georg Hallensleben

赤い手帳から生まれた主人公リサ

リサの誕生にはこんなエピソードがあります。

ある年のクリスマス、手帳を欲しがっていたアンへのクリスマスプレゼントに、ゲオルグは赤い手帳を贈ります。その手帳のプラスティック製のインデックスすべてに、油絵で愛らしくて不思議な生きもののイラストが描かれていました。アンはこのイラストをとても気に入り、イラストに合わせた物語を作り始めます。

このイラストが、のちのリサになりました。その後、男の子も必要だということで加えられたのがガスパールです。その頃のリサは手帳に描かれたときよりも白っぽくなっていたので、それに合わせてガスパールの体も茶色から黒に変わっていきました。名前も「オクターブ」から「ガスパール」に変わったそうです。「リサとガスパール」がこうして誕生しました。

日本を訪れたこともあるんです

日本語版の累計発行部数が200万部を超えるベストセラーとなったこの絵本シリーズ。絵本のなかには彼らが住んでいるパリの風景が数多く出てきますが、旅も大好きでヴェニスやニューヨークも訪れています。そして『リサとガスパール にほんへいく』では、二人は日本を訪れてシャワートイレに驚いたり、お寿司にも挑戦したりしています。

原画ならではの色彩やあたたかみに触れてみましょう

原画やスケッチを間近にすると、まるで登場人物たちが紙面から話しかけてくるようです。

グッズコーナーでは展覧会限定オリジナル商品を中心に約300アイテムが揃っているので、自分への記念品や友だちへのプレゼントにも喜ばれそう。

銀座でほんわかした気持ちに満たされるひと時を、過ごしてみてくださいね。

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