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最寄駅から車で1時間!5時間かけてもまた行きたくなる、富山に魅せられたオーベルジュ「L'évo(レヴォ)」

  • 2021.12.21

こんにちは。シティリビングWeb編集部のあぼこです。

東京から電車でも車でも約5時間。最寄りの駅からは車で1時間かかる、お世辞にも交通の便がいいとは言えない、というか不便な場所にある「レヴォ」

2020年にオーベルジュとして移転オープンしたこの「レヴォ」は、オープン直後から「とてもいい!」と、いろいろな知人から勧められていました。

あまりの不便さに躊躇していたのですが、思い切って行ってみたら本当にステキで素晴らしいオーベルジュだったので紹介します。

※時期によって変更がありますので、詳細は公式HPやFacebookをご確認ください。

出典:シティリビングWeb

「恐れ入りますが、レヴォは不便です。」に怯えながら行ってみた

「恐れ入りますが、レヴォは不便です。」この1文は、HPに掲載されているもの。

こんなことを書かれたら、どれだけなんだろうと、怖くなってしまいますよね。

レヴォは富山の中でもとくに交通の便に恵まれない場所にあります。経路によっては道路が狭い場所や急な坂道などがあり、車でも簡単にはアクセスできません。だからこそ手付かずの自然や日本の原風景が残されています。わざわざ脚を運んでいただくだけの価値をご実感ください。

引用:https://levo.toyama.jp/

実際行ってみて、宿泊者は越中八尾駅までの送迎をお願いできるのですが、車で来たら自分では運転できなかっただろうなと思うようなスリリングな道がたくさんでした(笑)。

でも、このHPの文章の意味がわかるくらい、着いただけでその自然に圧倒されます。

出典:シティリビングWeb

敷地には3つの宿泊コテージと、レストラン・レセプション棟、そして本場フィンランド式の薪焚きサウナが体験できるサウナ棟があります。

出典:シティリビングWeb

お部屋には、昔ここにあった古民家の木製の格子戸を、スクリーンにしているそう。

ベッドからは格子戸越しに自然が見えて、部屋の雰囲気を創り上げていました。

出典:シティリビングWeb

富山の奥懐・利賀村から発信する前衛的地方料理の進化

もともと富山市にあるホテル内の一ツ星フレンチレストランということもあり、一番楽しみにしていたレストラン。

レストランにはすでにほかのお客様もいらっしゃって写真が撮れなかったのですが、雰囲気もよくて、オープンキッチンに期待が高まります。

レヴォでは、富山産にこだわった他では食べられないような食材と料理が楽しめます。私は山菜の季節に行ったのですが、初めて食べるものばかりでまた違う季節にも行ってみたいレストランです。

出典:シティリビングWeb

お酒ももちろん富山産。富山ワインはなかなか東京で飲める機会がないので、嬉しい。

出典:シティリビングWeb

※ランチとディナーは宿泊していなくてもレストランのみも利用もできますが、完全予約制です。

宿泊者の特権!朝食もぜひ食べてほしい

夜のレストランも素晴らしいのですが、私が感動したのは朝食。

この地域に伝わる郷土料理を伝統の保存食などを用いて使っているそうで、失礼ながら地方の保存食というものにあまり期待せずいただいたのですが、おいしい!

出典:シティリビングWeb

朝食でも山菜がたくさんいただけたのですが、どれもそれぞれの山菜の味の個性が出ていて、ご飯が止まらなくなる味です。

朝食をいただいたら、帰りもまた5時間かけて帰京。でも、その時間すら余韻に浸るにはちょうど良い時間に思えて、また5時間かけて違う季節に行きたくなるオーベルジュでした。

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