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「え…週1も?」夫に行為を強要され、回数まで決められた。恐怖で応じるしかなくて #モラ夫 36

  • 2021.12.20
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「顔で選んだ夫がモラハラ夫だった話」第36話。離婚済み2児シンママ・モグさんと顔がタイプのモラハラ元夫との体験談です。女の子の孫を熱望する義母と、早く夜の生活を再開させたいマザコンDVモラハラ夫。

長男タロくんはまだ0歳で手がかかり、育児も家事も大変で、引っ越しも控えていて今は考えられないと伝えると、夫がブチギレ! 口を塞がれ、壁に押し付けられ、壁を殴って大穴を開けた。

「これで言うこと、聞く気になった?」ヘラッと笑う猟奇的な夫に、恐怖で何も言えなかった。

その後、夫は同意したと思ったのか、2人目について頻繁に話題に出すようになり、恐れていた事態が……!

「顔で選んだ夫がモラハラ夫だった話」第36話

「いつまで俺に我慢させる気?」

お義母さんから始まった2人目騒動ですっかり「子づくり解禁モード」になってしまった。

元々性欲神な夫……

我慢をしてくれているのは本当に申し訳ないけれど、心も体もついていけないし、本当は指一本触れられたくない。
今思うと夫は「お義母さんに女の子の孫を見せたい」というのを口実に、ただ行為をしたかっただけだったんじゃないかと思う。


育児や家事を逃げ道にするのはズルいと思っていたけれど、本当に無理だった。

「昼間いくらでも寝れるだろ」なんて、専業主婦を軽視している。
土日だって私が昼に寝られていないことにも気付いていない……でも「寝られない」と伝えても伝わらない。

えっ、週1……?
そんなに応じないといけないの……?

他の家庭のことはわからないけれど、当時この回数はとてもつもなく多い数字に感じた。

「約束して回数を決めることじゃない」と伝えると、「は?」とキレて、また壁を殴り、穴を開けた。

怒りに手が震え、瞳孔が開いているようなあの目……

本当に恐怖を感じる表情だった。


体調が良くても気分が乗らない日だってある。
でも夫にはそんなことはどうでもよくて、ずっと我慢してるんだから何とかしろというようにしか聞こえなかった。

ここで無理だと言ったら何をされるかわからない……。

嫌でも週1という夫の要望を受け入れるしかなかった。

これはもう「強要」だと思う。

このときから自分で「週1」を決めなくてはいけなくなり、何をしていてもこの「週1」が頭の片隅にあって、呪いのように付きまとった。


著者:イラストレーター モグ

2児の母でシングルマザー。顔が好みの夫と結婚したら結婚後モラハラ夫に豹変。数年間モラハラに気付かず結婚生活を送っていた。著書『顔で選んだダンナはモラハラの塊でした』(KADOKAWA)

blog:顔で選んで心で泣いて

ベビーカレンダー編集部

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