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「へい」と読むこの漢字!【兵】ひらがな4文字で何と読む?

  • 2021.12.17

小学生で習う漢字のひとつである「兵」。 これのどこが難読なのかわからないという方もいるかもしれませんが、「兵」は4文字でも読むことができます。 あなたは、その4文字で読む読み方をご存じでしょうか。

(1)「兵」はある熟語と同じ読み方

ひらがな4文字といわれても、漢字からピンとくることは少ないかもしれません。 その読み方と「兵」のイメージは一致しづらいでしょう。 ヒントは、強い人のことをいう呼び方です。 「兵」は「つわもの」と読みます。 「強者」と同じ読み方を、「兵」では漢字1文字で表記。 つわものを書く際、「兵」と書くほうが正しいので覚えておきましょう。 (『広辞苑』より)

(2)「兵」も「強者」と意味は同じ?

強い人という意味で使われる「強者」ですが、「兵」も意味は同じなのでしょうか。 ここからは、「兵」の意味を見ていきましょう。 まず、戦争に用いる器具や武器、兵器をさす言葉としても「兵」が使われます。 つぎに、武器を使って戦う人や兵士、武士のことも「兵」です。 最後に、剛健な人、比喩的な意味でその方面の手腕を振る人、猛者も「兵」といいます。 強いものだけが「兵」というわけではないようです。 (『広辞苑』より)

(3)なぜ「兵」を「つわもの」と読むのか

意味でも挙げましたが、もともとは「兵」は武器のことをさしていました。 武器を持って戦う兵士のことをさすようになり、最終的に武器を持つ兵士=勇気があるという認識となったことで「つわもの」と読まれるように。 今は武器を持って戦う兵士はいなくなり、その代わり、勇気がある人から転じて「強い人」という意味の「強者」が「つわもの」になったのでしょう。 強者は「つわもの」の当て字です。 (『広辞苑』より)

(4)「兵」が入った言葉

最後に、「兵」が入った言葉をご紹介します。 兵庫(つわものぐら)は、武器を蔵するくら。武器庫のことです。 兵だつ(つわものだつ)は、勇者らしくふるまうさま。つわものぶる。 兵の道(つわもののみち)は、戦術、武術のことです。 どれも戦争や武器に関するものばかりですね。 (『広辞苑』より) つわものと読む「兵」。 これ1文字で読むことも、強者が当て字であることも驚きだったのではないでしょうか。 この雑学を、まわりの人に教えてあげるとおもしろいですよ♪ (恋愛jp編集部)

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