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マーケティング心理学で男性を落とす!思わず気になってしまうアプローチ方法とは?

  • 2021.12.17
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片思い中のレディの皆さん必見! 今回は、企業マーケティングに精通している「株式会社ProLogue」代表取締役CEOの小林真之さんに意中の相手を気にならせる方法を教えてもらいました。実は恋愛にもマーケティング心理学を応用できるんです。活用して、彼のハートを鷲掴みしちゃいましょう♡

マーケティングにおける男性と女性の感情の違いを教えて下さい

結論から言うと男性は「加点法」、女性は「減点法」の感情をもっています。男性の場合は相手に好感を持てるかどうか、加点法で自分の点数に達しているかで判断します。例えば、「100点満点中80点以上の好感度を持てる女性を好きになる」という男性は、80点になるような行動をしてくれたかどうかを大切にします。その結果、80点に到達すると好感を持つ「加点式の感情法」を持っています。

反対に女性の場合は減点法で自分の最低ラインの点数を切ってるかどうかで判断します。例えば、「自分の好感度が100点満点中60点を切った男性は好感度が下がる」などと決めている場合が多く、その男性の点数が自分の最低ラインを切っているかどうかを考えます。その結果、自分の最低ラインを切った瞬間に好きという感情がなくなる「減点の感情法」を持っています。

男性と女性では相手に好感を持つまでの感情の経緯が根本的に違うということを知っておきましょう。

男性のマーケティング心理学においての特徴を教えて下さい

よく男性は「衝動買いをせず、論理的に買い物をする」と言われています。その理由は「バカにされたくない」という感情が働くからです。男性は自己顕示欲が女性よりも強いため周りからの評価を非常に気にします。そのため、何かを購買するときに「せっかく買った物を、周りにバカにされたくない」という感情が生まれます。そこで、買った理由を論理的に説明することでバカにされることを回避しようとします。

どんなに変な商品を買ったとしても論理的に買うべきだった理由を説明できれば、バカにされることはありません。むしろ「すごい!」と思われるため、自己顕示欲を満たすことができます。だから、男性は論理的に物事を考え、購買するときも論理的に判断します。この論理を作る過程も「加点式」に基づいています。自分がなぜ買うべきなのかの個数が多ければ多いほど買う理由になります。その個数が自分の基準よりも多ければ買うし、少なければ買わない。恋愛と同じ「好き」という感情になるための基準値をクリアしているかしないかの加点式感情を常に持っています。

男性の心理を活用したアプローチ方法を教えて下さい

好感度を一気に50点くらい加点する方法があります。これは「予想を裏切る」ことです。男性は常に論理的に物事を考え、加点式で判断を下すと書きましたが、逆に言えばあらゆる事を論理的に予想しているからこそ、予想外の感情に心を奪われやすい傾向にあります。

例えば、相手の誕生日や小さな祝いのご飯に誘ってください。その際、ほとんどの場合はお祝いなので女性側がおごると思います。もちろん、男性側はお祝いなので「感謝」の気持ちを持っていることがほとんどだと思いますが、どこかそわそわする男性が多いです。なぜなら、人の目を気にし、自己顕示欲が強い男性の感情としては「女性におごってもらってるダサいやつ」と周囲に見られたくないという感情になるからです。しかし、お祝い事だしどうしようもないことだと想定している男性がほとんどです。このタイミングでお会計の前にお金を男性に渡し、自分が渡したお金でお会計させてあげましょう。すると、男性はこの行為に2つの予想外の感情が生まれます。

1つ目は「会計時ダサくなる……」と思っていたのがいきなり「おごるカッコいい人」にレベルアップした想定外の自己顕示欲の満足。2つ目はその想定外の自己顕示欲が自分ではなく完全に他人からもらったものという感情です。

自己顕示欲を常に満たしたいのが男性の感情なので、想定外のタイミングで自己顕示欲を満たしてくれる人を好きになるという流れができます。これはマーケティングの世界でもよく使われる手法です。女性よりも、男性の方がゲーム課金率が圧倒的に高いのもこれと同じ原理です。絶対にいいキャラは当たらないと想定していたのに、当たった時の自己顕示欲の満足度に依存してしまうため課金を止められなくなります。

思わず男性が女性を気になってしまうアプローチの仕方を教えて下さい

「優しくしてそっけなくする」というアプローチで男性を「気にならせる」ことができます。先ほど、男性は自己顕示欲が高く、バカにされたくないという感情が強いとお伝えしました。もっと詳しく言うと「いい意味で興味を持たれていたい」という感情の表れでもあります。つまり女性に対して「いつも好かれていたい」という意味に繋がります。

だからこそ、興味がない素振りが最も興味を引く方法になるんです。好かれていたいという感情が満たされないと、好かれる方法を模索し、好かれようとします。つまり、その時点でその女性に興味を持ってしまっている状態を作り出せます。逆に、興味がめちゃくちゃある!という素振りを見せると、主導権を握っていることに男性側は満足してしまい、気にならない相手になります。なので、男性を気にならせるために、あえて優しくした後で少しそっけなくしてみると、「あれ?俺に興味ない?どうした?」という不満足の状態になるので驚くほど男性の方からアプローチがきます。

その他、アドバイスがあれば教えて下さい

男性は周囲の誰からもわかるブランドを身につけることで自己顕示欲を保つ方が多いです。なので、どんな出会い方でも女性がブランドに近い存在であることが非常に効果的です。いわゆる「軽い女性」というのは男性の心をくすぐりません。意識するポイントとしてその男性が追いかけたくなる女性になることが大切です。

教えてくれたのは

株式会社ProLogue 代表取締役CEO 小林真之さん
自社YouTubeチャンネル「マーケティングチャンネル」にて日常にあふれるマーケティングに関する情報を配信中。WEBコンサルティングをメイン業務とし、起業家への投資なども行う。

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