社会人なら知っておきたい漢字クイズ！【諷戒】意味は「遠回しに戒める事」

一般的に使用する機会が少ないため、日本人でも読めない難読漢字は多く存在します。 「諷戒」という言葉も、そのうちのひとつ。 そこで今回は、「諷戒」の読み方や意味について調べてみましょう。

（1）「諷戒」の読み方

「諷戒」という漢字、正しく読むことはできますか？ 「戒」という文字は、「懲戒解雇」などの熟語に使用されているため、読める方も多いでしょう。 しかし、「諷」という文字は初めて見たという方もいるかもしれません。 読み方は意外と簡単ですので、ぜひ覚えておきましょう。 「諷戒」の読み方の正解は「ふうかい」です。 「諷」の文字に入っている「風」を音読みすると「フウ」と読めるため、あっさり読めた方も多いのではないでしょうか？ （『広辞苑』より）

（2）「諷戒」の意味

「諷戒」の読み方がわかったところで、意味についても調べてみましょう。 「諷戒」とは、「遠回しに戒めること」や「それとなく戒めること」を意味します。 「諷戒」の「諷」は、「ほのめかす」「遠回しにたしなめる」という意味をもつ漢字です。 「諷刺画（ふうしが）」という言葉は、目にしたことがある方もいるのではないでしょうか？ 「戒」は、そのまま「戒める」つまり「注意すること」を意味する漢字となっています。 （『広辞苑』より）

（3）「諷戒」の類義語

「諷戒」の類義語は「諷諫（ふうかん）」「諷言（ふうげん）」「諷諭（ふうゆ）」などです。 いずれも、「遠回しに諫める」「遠回しに悟らせる」「遠回しに諭す」という意味をもち、それとなく相手に教えることを指します。 日常会話で使用する機会は少ない言葉かもしれませんが、会社の文書などで目にする機会があるかもしれませんので、ぜひ覚えておきましょう。 （『広辞苑』より） 今回は、「諷戒」の読み方や意味についてご紹介しました。 社会人であれば、自分が諷戒される立場に置かれることもあるかもしれません。 そのときは、諷戒してくれる相手の意図をしっかり汲み取って、成長するよう心がけましょうね。 （恋愛jp編集部）