キアヌ・リーブスが『コンスタンティン』続編を作りたいのは“ガチ”だった

キアヌ・リーブスはふたたびジョン・コンスタンティンを演じたいという思いを、行動にも移していた！（フロントロウ編集部）

キアヌ・リーブス、コンスタンティンを演じたいが…

映画『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズなど、数多くの大ヒット作品に出演してきた人気俳優のキアヌ・リーブス。その人気ゆえに出演作がシリーズ化することも多いが、キアヌが続編を望んでも実現しなかった作品もある。

先日、米人気トーク番組『The Late Show with Stephen Colbert（原題）』に出演したキアヌ。司会者のスティーヴン・コルベアは、彼にもう一度演じたいキャラクターを聞き、さらに「これを言ったら、誰かが君に（演じることを）頼みにくるからね」と発言。

するとキアヌは、「それは事実じゃないな」と反応。

そして続けて、「『コンスタンティン』のジョン・コンスタンティンを演じたいんだ」と明かした。

キアヌの苦い口ぶりの真相は？

2005年公開の映画『コンスタンティン』は、ファンの間で非常に人気が高く、続編の話もあったが、実現していない。キアヌもコンスタンティンを演じたいというのは何度も口にしてきており、キアヌの発言を聞いた観客からは盛大な拍手が。

しかしキアヌの口ぶりからは、続編は“ない”と思っていることがうかがえる。一体なぜなのだろうか？ スティーヴンも不思議に思ったのか、「誰もその映画を作らないって言うのかい？」と聞いたところ、キアヌがこんな事実を明かした。

「僕はもう（続編を制作してくれるようにと制作陣に）トライしたんだよ。トライしたんだ、スティーヴン」

キアヌがコンスタンティンを演じたいと思っていたのは、かなり本気だった！ 続編制作を進めてほしいと上層部にかけあったものの、実現しなかったため、諦めたよう。

主演俳優本人がここまで続編を望む作品も珍しい。公開から15周年となった2020年には、フランシス・ローレンス監督やキアヌがオンラインで集まって作品を振り返り、著作権や当時の批評家からの評価、興行成績などの背景を分析したうえで、続編を作りたい気持ちはあることや、いまだにファンから愛される作品となっていることに感激の思いを口にしていた。

最近では数十年ぶりに続編を制作・公開する作品も増えている。『コンスタンティン』もいつかは続編が制作されるだろうか？

（フロントロウ編集部）