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ニオイに無自覚!? ガマンできないほど“加齢臭”が強い夫への対処法

  • 2015.8.5

【ママからのご相談】

暑くなってから夫(40代)のニオイに強烈さを感じ、本当に嫌なんです。「臭ってるよ」といったところ、怒らせてしまいました。でも、洗濯も別にしたいほどニオイがひどいんです。「お風呂入って」とか、洗濯のこととか、 子どももいるので夫の面倒まで見きれないんです!

●A. ニオイのことをはっきりと伝え、フォローと洗濯で乗り切りましょう!

こんにちは。メンタルケア関連を中心に執筆をしているフリーライターの桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

面と向かって、ニオイの話をしてしまったんですね。ご主人は怒ってしまわれたとのこと。このときのご主人の気持ちを考えて、これから先どうしたらニオイが気にならないようになるか、それを工夫してあげることが夫婦の思いやりだと思います。

日々、家事と育児と仕事に追われている主婦にとって、洗濯が増えることは大変です。それは重々承知していますが、夫婦関係を崩してしまうよりはずっといいと思いませんか?

こんなときこそ、「こうしましょう!」「こんな風にしてみたの!」とニオイ対策を手伝ってあげることで、お互いの関係がより良いものになってくるはずです。それでなきゃ夫婦ではなく、同居人になってしまいますよ。

●はっきり言ってあげましょう!

暑い時期の汗のニオイって、本当にきついですよね。参ってしまいます。しかし、本人(男性の場合)はそのことに気がついていないことが多いです。だから、ニオイのことを伝えてあげることは大切です。夫婦なんですから、臭っていることを伝えてあげましょう。

しかし、男性は自分のプライドを傷つけられるような発言がことのほか嫌いです。特に、人からアドバイスや意見を言われることを嫌います。でも、あえてはっきり言いましょう。

「妻だから厳しく言ったの」とフォローを入れることを忘れないでくださいね。「加齢臭がひどいよ!」だけで終わってしまったら、妻から、「意地悪い言い方をされた」と憤慨して夫婦関係にひびが生じてしまう原因になります。縁あっての夫婦ですから、その先のことまで考えてあげましょう。

●相手をフォローしてあげることが大切

洗濯物を出すときに、「臭いからここに入れて」などという憎まれ口を叩いたりしないことが思いやりには大切です。ニオイは汗と共にどうしても出てしまいます。だから洗濯は欠かせませんよね。

「洗濯をしてあげるから、汗をかいたら遠慮せずに新しいものに着替えてね!」このような思いやりの言葉をかけてあげましょう。

私の主人も40代で加齢臭がハンパないです。でも、そのニオイがわかっているからこそ、他人に不快な思いをさせないように、汗をかいたらとにかく着替えをさせています。そのときに、「すごく臭ってるよ~! だから汗をかいたら洗濯に出してね。きっちり洗ってあげるから。遠慮したらだめだよ」と言うようにしています。

「自分のニオイのする服を洗濯させて悪いな」という気持ちを男性は持っています。だから、あえて遠慮させないようにこちらから言ってあげるのです。そうすれば、着替えやすいはずです。

恋愛心理学から見ても、臭っていることを言った後に、相手をフォローする言い方は理にかなっています。“報酬の効果”と言い、いわゆる、けなしてからほめるというやり方です。

●ニオイが気になるなら、洗濯をしてあげること

ニオイがするものは、徹底的に洗濯して清潔にすることが大切です。洗濯してある服に袖を通すのって気持ちがいいじゃないですか。夏場は特にムレて、ニオイを発しやすくなっています。シャツや下着、枕カバーなど、こまめに洗ってあげましょう。

家事・育児・仕事を抱えている女性にとって、「忙しいのに仕事を増やすな」と思うこともあるでしょう。洗濯が面倒だと思われることもあるかもしれません。

でも、今の時代、洗濯板を使って洗濯している家庭はないでしょう。洗濯機が洗濯してくれているんです。だから、数枚の衣類が増えたからと言って、文句を言ったりせずに洗ってあげた方がいいと思います。確かに干す手間はありますが、数分のことではないでしょうか。

ご相談者様はニオイを嗅がなくて済むようになりますし、ご主人は気持ちのいい衣類を着ることができるのでうれしくなります。お互いがWIN・WINの関係でいられるようにすることが、夫婦関係には必要なのです。

ご相談者様の「面倒を見きれない」と思うお気持ちはわかります。でも、自らストレスに感じなくてもいい方法を選んだ方がいいのではないでしょうか。

【参考文献】

・『恋愛心理の秘密』渋谷昌三・著

●ライター/桜井涼(フリーライター)

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