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腰痛を和らげる、「マットレス」の選び方

  • 2021.12.15
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値段もそれほど高くない!

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腰痛を和らげるマットレスの選び方

ハフ医師いわく、昼間から腰が痛い人は、ぐっすり眠れていない可能性が高いため、自分に合ったマットレスを見つけることが絶対不可欠。さもないと、朝から晩まで腰痛と戦うことになるかもしれない。以下のポイントを理解した上で、新しいマットレスを買いに行こう。

1.自分に合った硬さを選ぶハフ医師によると、整形外科医が硬いマットレスを勧めていたのは20年前のこと。科学情報誌『The Lancet』に掲載された2003年の画期的な論文と睡眠学専門誌『Sleep Health』に掲載された2015年の論文はどちらも、「脊椎がキレイに並ぶ快適で質の高い睡眠を促す」として、中くらいの硬さのマットレスを勧めている。睡眠科学情報誌『Sleep Science』掲載の論文によると、フォームマットレスはスプリングマットレスより少しだけ優れもの。でも、ハフ医師いわく、睡眠の質や腰の健康に大きな影響を与えるのは、マットレスの素材よりも密度。あなたの好みがフォームでも、コイルでも、ハイブリッドでも、適切な硬さのマットレスは見つけられる。

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2.自分の寝相を考慮に入れる自分の寝相を考慮して、それに合ったマットレスを選ぶことも大切。「横向きで寝る人には、腰と肩にかかる負担を減らしてくれる柔らかいマットレスが良いでしょう。脊椎もキレイに並びます」とダフ医師。あおむけで寝る人は、横向きで寝る人よりも体重が均等に分配されるので、硬めのマットレスが使える。ハフ医師のようにうつぶせで寝る人は、表面が柔らかな素材でできているピロートップマットレスにして、気道を確保すると同時に、首にかかる負担を減らすべき。

3.時期が来たらマットレスを買い替えようカイロプラクティック専門誌『The Journal of Chiropractic Medicine』に掲載された2009年の研究結果は、5年以上使ったマットレスを買い替えると、腰痛と睡眠の中断が大幅に減ることを示している。マットレスの買い替え時に関する論文は少ないけれど、ハフ医師は米国睡眠財団と同じく、6~8年ごとの買い替えを勧めている。

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4.お試し期間のあるマットレスを探す自分に合ったマットレスを見つけるためには、お試し期間を活用するのもおすすめ。また、ハフ医師が言うように、どのマットレスを選ぶとしても枕を戦略的に使い、脊椎がキレイに並んだ状態で寝ることを心がけて。

※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

Text: Jake Smith Translation: Ai Igam

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