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力強い味わいに酒が進む"酔っぱらい刺身"

  • 2021.12.14

紹興酒と醤油に一晩漬けておくだけで、生の刺身よりも宴向きの力強さになります。祖母も母も料理研究家というきじまりゅうたさんの家には、いつも美味しいご飯を食べる人で溢れていたといいます。そんなきじまさんがつくる、パワー溢れる“無国籍居酒屋”風料理をご紹介!年末年始の宴につくってみませんか?

力強い味わいに酒が進む"酔っぱらい刺身"

■“酔っぱらい刺身”のつくり方

どれも紹興酒に漬け込んだねっとりとした旨味がたまらない。薬味と一緒に食べるとまた違う旨味が感じられます。切る大きさや漬けるものによって若干漬かり具合が変わるので、好みのタイミングを見つけてください。


◇材料 (4人分)

赤海老:8尾(頭、殻つき)
白身魚:100g(刺身用、サク)
帆立:6個(刺身用)
生姜:1片
にんにく:1片
ピーマン:1個
えごまの葉:3枚
A :
・ 紹興酒:大さじ3
・ 醤油:大さじ3
・ 砂糖:大さじ1/2


(1)下ごしらえ
海老は頭を取り、背ワタを除く。腹側の殻を脚ごと取り除く。背中側の殻はついたままでOK。

(2)漬けだれをつくる
Aを混ぜ合わせておく。

(3)冷やし固める
海老、サクのままの白身魚、帆立をそれぞれビニール袋に入れ、2を3等分して加えて口を閉じ、冷蔵庫で1晩おく。

(4)薬味を切る
生姜はせん切りに、にんにくは薄切りに、ピーマンはみじん切りに、えごまは半分に切る。

(5)刺身を切る
漬けておいた刺身を取り出す。白身魚は食べやすい大きさに切り、帆立は半分に切る。海老は殻をむく。

(6)器に盛る
器に盛り、4を添えていただく。

完成
完成

――教える人

「きじまりゅうた 料理研究家」

祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。アパレルメーカー勤務を経て料理の道に。同世代のリアルな目線でつくるアイデアメニューが持ち味。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。『お昼ごはんのめんレシピ!』など著書多数。


文:椙下晴子 写真:田村昌裕

この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

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