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菊池日菜子、初の映画は「気恥ずかしさとうれしさ」役との共通点は「家族が大好きなところ」

  • 2021.12.14
菊池日菜子さん
菊池日菜子さん

映画「私はいったい、何と闘っているのか」に出演する女優の菊池日菜子さん。同作は、地元密着型スーパーで働く45歳の伊澤春男(安田顕さん)は勤続25年にして万年主任ですが、店長の「春男はこの店の司令塔」という言葉にやる気をかき立てられています。店長昇格のために頑張る春男ですが…お笑い芸人・つぶやきシローさんの同名小説の映画化です。

オトナンサー編集部では、菊池さんに単独インタビューを実施。映画初出演の感想や役作りなどについて聞きました。

時間をかけた初めての役作り

Q.映画初出演の感想をお願いします。

菊池さん(以下敬称略)「試写会で完成した作品を見て、自分が映っているのが不思議な感覚で、気恥ずかしさとうれしさがありました。自分の演技は反省するところも多く、もっと実力をつけたいと思いました」

Q.役と似ているところや共感できるところはありましたか。

菊池「香菜子は家族が大好きで、家族のことを思って動ける子です。家族が大好きなところは重なるなと思って演じました」

Q.役作りにしたことはありますか。

菊池「演じる役を深掘りして、時間をかけて作っていくことが初めてでした。李闘士男監督とお話しして、香菜子がどれだけ家族のことを思っているか、高校生だから、無邪気さもあるのではないかと共通認識をつくりました。私自身は無邪気でテンションが高いわけではないので、元気いっぱいの女の子を見て作っていきました」

Q.菊池さんはおとなしいタイプですか。

菊池「学生時代は友達が多い方ではありませんでした(笑)部活と勉強ばかりしていました。部活はハンマー投げをしていたのですが、1日100本投げる日もあり、6時間投げ続けた後、3時間、筋トレしたりしていました。部活で出会った仲間たちとは今も仲が良いです」

Q.安田さんと共演されていかがでしたか。

菊池「テレビで見ていた方だったので、お会いするまでは緊張していました。撮影が始まるとたくさん助けていただき、終始、感謝の気持ちでいっぱいでした。初めて出演する映画で、必死で皆さんに追い付こうとして、キャパオーバーになることが多かったのですが、そんなときに安田さんが面白いことを言って笑わせてくださいました」

Q.李監督からの指導や要望はありましたか。

菊池「初めての作品だったので、現場に入ってオドオドしないように、李監督から事前にレクチャーしていただきました。セリフを段取りとして捉えてしまっているところがあったので、それを直すために、相手の演技を受けて、感情でお芝居するということを何度も指導していただきました」

Q.仕事の方向性は決まっていますか。

菊池「とある映画を見て、芸能界に入りたいと思ったので、私も誰かのそんな存在になれるような女優になれるよう頑張りたいです」

Q.今後の女優業の勉強になりましたか。

菊池「李監督が指導してくださったことを全部理解しているかというと、まだ理解できていない部分もあると思います。今後の女優人生の中で、李監督が言っていたのはこういうことだったのかと分かる瞬間が出てくるんだろうなと思っています」

映画「私はいったい、何と闘っているのか」は12月17日から全国公開。

オトナンサー編集部

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