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好きなのにナゼ? ママが「上の子かわいくない症候群」から抜け出す方法

  • 2015.8.4
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【ママからのご相談】

小学2年、幼稚園年中、0歳の子どもがいます。主人の父と、主人の6人家族で、家族の仲もよく、子育ても手伝ってもらえます。

相談は、私が2年生の長女を好きになれないことです。幼稚園のときは、下の子どもにも優しかったし、うまくやっていたと思うのですが、 反抗期のせいもあるのか、どうしてもかわいいと思えないのです。下の子は要領もよく、性格も主人に似ていて、かわいいと心から思います。もっと、上の子を好きになれば、子どもにも優しくなれると思うのですが、抱きしめるのも苦痛と思うことさえあります。

どうすれば、長女をかわいく思えるでしょうか。子どもを傷つけていると思います。深い傷をつける前に関係を修復したいです。よろしくお願いします。

●A. ママにどうにかしたい気持ちがあるなら大丈夫。

ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。

失礼があったら申し訳ないのですが、このご相談、まるで私のことのように思いました。

もちろん、家族構成や子どもの年齢は違いますが、お気持ちがとてもよく分かります。子どもに対する罪悪感も、でもどうしようもない自分の気持ちのやり場も、とてもよく分かります。こういった、「上の子がかわいいと思えない」という気持ちのことを、『上の子かわいくない症候群』と呼ぶことがあるそうです。

では、この『上の子かわいくない症候群』の状況から、どうすれば脱することができるのでしょうか。

●なぜ上の子がかわいいと思えなくなるのか

上の子をかわいくないと思ってしまう理由について、多くの方がこのように述べています。

●良くも悪くも自分のコピーだから

母親が上の子をかわいくないと思ってしまうとき、多くの場合は長女に対してと言われています。異性である長男に比べ、同性である長女。良いところも悪いところも、母親に似てきます。例えば口癖。見たくもない自分の嫌な部分である口調や行動に、イライラが募ってしまうことも。

●上の子は何でも初体験だから

教育評論家の尾木直樹さんの言葉に、『親は誰も経験してない』というものがあります。だから上の子の育児は、いつだって初体験ばかりです。トイレトレーニングも初めてだし、反抗も初めて、心の成長を見るのも初めてです。

一方で下の子の育児は、2回目。子育てをする上で“予測がつく”というのは大きいですよね。

2回目の経験をする下のこと違い、はじめての経験で分からない上の子に対しては、「どうしてこんな言い方をするんだろう」「私のことを困らせようとしてるんじゃないか」と思うことが増えてしまいます。

●上の子がとても大きく感じるから

下の子が産まれると、思いませんでしたか? 「なんか、上の子がデカイ」と。

私は長女が3歳のときに次女を産みました。現在、次女が3歳になり、当時の長女と同じくらいの月齢です。次女はまだ小さく感じるのに対し、次女が生まれたころの長女はとても大きく感じました。

「母親には小さいものを守ろうとする本能がある」と言われますが、より小さい下の子を見て、上の子から守ろうとする本能が生まれるのかもしれません。

では、こういった気持ちになってしまったときに、母親はどうすればいいのでしょうか。

●『上の子かわいくない症候群』、解決策は?

●下の子と比べない

尾木直樹さんは自身のラジオ放送でこのように言っています。

『「下の子はかわいいのに」や、「下の子はこんな反抗的なこと言わないのに」など。思ってしまいます。反抗する言葉を知らない下の子は反抗しないですし。でも、下の子は、ではなく親として「個」と向きあうことが大事です』

●その場で母親が変わる

東京家庭教育研究所では、『子どもと触れ合う“その場”で、母親が変わっていけばかわいいと思えるようになる』と言っています。

子どもの口調や態度、怒ってしまう前にこちらの言い方を変える。これはなかなか難しいことですが、母親の我慢と忍耐も必要かと思います。

●私が『上の子かわいくない症候群』だったときのこと

最後に、私と長女のことを。

私の長女に対する気持ちに、私自身が、「あれ?」と思ったのは、次女がつかまり立ちを始めたくらいの時期です。

なんだかいらいらすることが多い。私の口調が、自分でも分かるくらいトゲトゲしている。次女が踊ったりしゃべったりした面白い行動を長女がマネして、次女は純粋にかわいいと思えるのに、長女の行動には笑えない。

そんなときだって長女のこと、大好きなんです。でも、長女を前にするとイライラが先に立つ。特に、とても泣き虫だった長女。蚊に刺されてかゆいと言って泣き、幼稚園のお迎えが一番じゃなかったと言って泣く。そのたびにイライラして、イライラしている自分にも嫌悪感を抱きました。

●上の子との関係改善までの道のり

私と長女の関係が少し良くなったと思えたのは、幼稚園の年長になったあたりからです。

ある日、とても理不尽に怒ってしまったことがありました。怒っている最中に、私自身がこんなことで怒るなんてひどい、と思うくらいの理不尽さです。長女もきっと、そう感じていたでしょう。いつもはすぐに泣き始める長女。このときもいつものように泣くかと思っていたら、初めて我慢しました。最初は少し驚いたような顔をして、次に目に涙をためて口を固く結んで。

語弊があるかもしれませんが、このとき、長女の心の内を知ったような気がしました。長女も自分で考え、私に抗議して必死に訴えているのだと思いました。 長女は上の子ではなく、私の娘だということ。忘れていたのかもしれません。

その後、長女と長い間話をして、結果、私に対する思いをその場で言ってくれるようになりました。もちろん全てではないと思いますが、とてもよい関係になったと思います。「私のことも抱っこしてよ」「なんで次女ばっかりかわいがるの?」言われたときに、できる限り要望に答えて、そして説明をします。

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小学校低学年の子どもは生意気盛りです。憎まれ口を叩くし、暴言も吐きます。ご相談者様が感じておられるイライラに似たようなものを、私もいつも感じています。

でも、子どもの根底にあるのは、「私のこともちゃんと愛してる?」という不安、ただそれだけのように思います。手放しに、きっとそれだけを母親に求めているのだと思います。

頭に血が上りそうになるのを抑える毎日ですが、お互いに頑張りましょう。

【参考リンク】

・心理学講座「きょうだいの心理学(3)~二人きょうだい~」 | カウンセリングサービス

●ライター/マフィー(ママライター)

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