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これが57歳?! 南果歩、すらり美脚で「人生の第2ステージ」歩き出す

  • 2021.12.14
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来年1月に58歳となる女優・南果歩さん。彼女の人生は波乱万丈で、時には深く落ち込むことも。それでも、前に進み続ける。

2022年2月4日、南さんのエッセイ『乙女オバさん』(小学館)の発売が決定した。

真っ白なワンピースで駆け出す写真からは、まるで少女のようなエネルギーを感じさせる。すらりと伸びる美しい脚は、とても57歳とは思えない。しかし、南さんは2度の離婚、突然の病、そして大切な人との別れを経て、深い喪失に陥ることもあったという。

それでもくじけることなく、2021年春にはアメリカで新たな挑戦をしていたという南さん。見知らぬ土地、慣れない言葉、新しく出会う人々の中でただ一人奮闘する。そんな彼女の背中を押したのが「過去の自分」だという。

本書では、人生の「第2ステージ」を歩み始めた南さんが、つらい体験をどう乗り越えてきたのか、赤裸々に綴られている。

《辛い場所にいる人、生きていくのに疲れた人、悲しみに溺れそうな人、孤独を感じている人、人を信じられなくなった人、長く暗いトンネルの中にいる人、それでも前に進みたいと思っている人、夢見たいと思っている人。どれか一つでも該当するなら、この本を読んでみてください。
書くことは自身を晒すこと、痛みを伴うことだと分かっています。それでも私は、やっとここまで来られたことを、記すことが必要だったのです》
(はじめにより)

「書くことは自身を晒すこと、痛みを伴うこと」だという南さん。何度くじけそうになっても、客観的に自分を見つめ、やり直す姿勢に勇気をもらえる。落ち込んだ時、エネルギーをおすそ分けしてもらえそうな1冊だ。

■南果歩(みなみ・かほ)さんプロフィール

兵庫県出身。短大在学中に映画『伽?子のために』(小栗康平監督、1984年)のヒロインオーディションに応募、主役に抜擢されてデビュー。テレビや映画、舞台で幅広く活躍。『夢見通りの人々』で第32回ブルーリボン賞助演女優賞、『お父さんのバックドロップ』で第19回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞。2022年に配信予定のAppleTV『PACHINKO』をはじめ、映画『Gensan Punch」「オー-ルーシー!」「脳天パラダイス』『海炭市叙景』『家族X』『阪急電車』『サクラサク』『さよなら歌舞伎町』『葛城事件』などに出演。テレビドラマでは、NHK連続ドラマ小説『梅ちゃん先生』や同大河ドラマ『麒麟がくる』『スペシャリスト』『ようこそ、わが家へ』『定年女子』など。舞台では『あの出来事』『オイディプスREXXX』『パーマ屋スミレ』など。著作に『眠るまえに、お話しふたつ』『瞬間幸福』がある。

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