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愛知県「夕べを涼む 徳川園夜会」が開催。幻想的な灯に包まれた日本庭園で夕涼み♪

  • 2015.8.4
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尾張徳川家の邸宅跡に作られた日本庭園「徳川園」。夜間開園が行われる8/8(土)〜16日(日)の期間中は「龍仙湖」が浮灯籠でライトアップされます。幻想的に照らされた日本庭園を見に、夕涼みに出かけてみませんか?

尾張徳川家の歴史が息づく、美しい日本庭園

JR中央本線、名鉄瀬戸線、地下鉄名城線の大曽根駅から徒歩15分。徳川家に伝わる大名道具が1万点以上展示されている「徳川美術館」と尾張徳川家の御文庫を継承した「蓬左文庫」が並び、歴史が感じられる住宅街に「徳川園」はあります。

尾張徳川家の邸宅だった地に2004年に開園した池泉回遊式の日本庭園は、高低差の大きな本来の地形を生かして、清流が渓谷から海へと流れる様子を表現しています。また、黒門や一部の塀は尾張徳川家の邸宅だった頃のものが現存。往時の様子を垣間見ることができます。

整備された美しい日本庭園は、旅行者はもちろん、地元の人にも人気があります。散策以外にも、敷地内にある「ガーデンレストラン徳川園」で本格フレンチとともに景色を味わったり、ウエディングのロケーション撮影をしたりと、さまざまに楽しまれています。

渓流のせせらぎに涼みながら、木陰の道をおさんぽしましょう。

春は桜や牡丹、秋は紅葉というように、四季折々に楽しめるのが「徳川園」の魅力。今回は、夏ならではの楽しみ方を紹介します。

「徳川園」には「龍仙湖(りゅうせんこ)」という池の広がる場所のほかに、滝や渓流美を感じられる散策路があり、暑い夏でもひんやりとした空気のなかをおさんぽできるのです。

敷地の東端にある「大曽根の瀧」は落差6m、毎分6トンもの水量が流れ落ちる三段の滝です。滝からの爽やかな風を感じながら木製のベンチでひと休み。ゆるやかな坂を下り、滝までの飛び石を歩いていくと、水しぶきが感じられるほど近い距離から滝を眺めることができ、一段と涼しさが増します。

「大曽根の瀧」を楽しんだあとは、「龍仙湖」に向けて「虎の尾」と呼ばれる渓流に沿って歩いてみましょう。ザーッという川の流れる音は清涼感満点です。

茂る木々の遥かに遠くには、都心らしくマンションやビルが建ち並ぶ様子が見られます。まさにここは、灼熱の都会に現れたオアシス。避暑地にいるような、贅沢な気分になれますよ。

幻想的な日本庭園を鑑賞する「夕べを涼む 徳川園夜会」

「徳川園」ではこの夏、日本庭園の美しさを楽しむイベント「夕べを涼む 徳川園夜会」が8/8(土)〜8/16(日)に開催されます。

期間中は20:30まで延長開園(入園は20:00まで)。日本庭園の中心にある龍仙湖に手作りの灯籠が浮かべられ、あたり一面がやわらかい光に包まれます。揺れる水面に映り込む灯りも幻想的。池のまわりには木製のベンチがあるので、のんびりと座って眺められますよ。夕方になると、池からのひんやりした風も感じられ、夕涼みにもぴったり。お盆の風情を味わいに、訪れてみてはいかが?

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