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【小倉北区】『木曜読書会』みんなで本を読む楽しみを感じてみませんか?

  • 2021.12.12

こんにちは!寒い毎日が続きますね。もうすっかりこたつむり(こたつにカタツムリのように籠ること)になってしまっているコクです。

突然ですが、みなさんは読書をされますか?今回は寒い日々のおうち時間にピッタリな読書をみんなで楽しもう!ということで、北九州市で行われている『木曜読書会』さんを取材してきました!

What’s読書会??

「そもそも読書会って何?」「どんなことをするの??」こちらは主宰によって形式は様々になります。リアルもしくはオンラインにて、参加者同士で好きな本をおすすめしあうもの、一冊の本をみんなで読んで感想を言い合うもの、等です。

その中で今回お邪魔させていただいた『木曜読書会』さんは、①月に1度、最終木曜日の19時~21時 ②リアル(北九州市小倉北区にある文学サロン)もしくはオンライン(Zoom)で開催 ③参加者が選んだ一冊の本をみんなで読み、開催日1週間前に送られてくるレポートに回答→当日はレポートに沿って一人ずつ発表、お互いに感想や意見交換を言い合う(見学のみの参加、もしくは当日に参加できない場合はレポートのみの参加も可能です)という形式になります。 参加費は1人500円です。と、概要を書きましたがなんだか難しそう??いやいやとっても楽しいですよ!ということでここからは11月の読書会の様子をレポートしていきます!

潜入!木曜読書会!!

まずは今回の課題図書です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ヴィクトール・E・フランクル「夜と霧」です。 こちらは昨年コロナ禍で少し話題になっていたので聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。第二次世界大戦中、ユダヤ人の大量虐殺が行われていました。そこで強制収容所に入れられていたユダヤ人医師フランクルが精神科医の立場からその経験を書いたものになります。 私自身はこの本を知ってはいたものの、戦争や強制収容所の話と聞いて「難しそう……」「つらい・悲しいお話なのかな……」中々手が出せずにいましたが、課題になったことでようやく読むことができました。こんな風に課題本がきっかけで一人では読めない・読まなかった本に触れられることも読書会の魅力のひとつです……!

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらがレポートです。レポートは本を選んだ参加者と主宰者のニコさんが作成しています。さあ準備ができたらいよいよ読書会本番です!今回はコロナ禍のため定員10名での読書会となりました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

老若男女問わず、また様々な職業や立場の方が参加されていますが、会の中では参加者はみんな対等に忌憚のない意見を言い合うことができます!一冊の本を読んでも、その人の読み方や今までの経験からいろんな感じ方があり、一人で読んでいた時にはなかった視点や気づきが得られるのが読書会の良いところです。 今回は本の内容自体は重い・辛い本でしたが、会の中では時折笑いも交えつつ、みんなで楽しみながら感想や意見の共有をすることができました……!

『木曜読書会』の魅力って?

「読書会って難しそう?」「頭のいい人たちが難しい話をしてるんじゃない?」「普段あんまり本読まないし話についてけないかも……。」 実際に参加するまでは私もそう思っていました。が、心配ご無用です!私自身、1年ほど前にこちらの読書会に参加をしはじめるまで読書と疎遠になっていた上、昔の夏目漱石や太宰治といった文豪・名作といわれる本に対して「難しいし面白くなさそうだし読みたくない!」と思っていたような知識ゼロの人間でした。 ですが、こちらの読書会は主宰のニコさんをはじめとして穏やかで優しい方が多く、和気あいあいとした雰囲気の中、楽しく言いたいことが言える会となっています!(読書会の実際の様子はこちらから!→https://www.youtube.com/watch?v=pfWBlil6xBU

出典:リビングふくおか・北九州Web

そんな『木曜読書会』の主宰者ニコさん曰く、今年で5年目に突入したこの読書会をはじめたきっかけ自体、「自分自身が本を読まないのでみんなで集まって本を読みたい」との想いからとのこと。今後の展望は「無理せずに続けていけたらなあ」ということでした!肩肘張らないニコさんの姿勢がゆるく居心地のよい読書会の雰囲気と結びついているようです。

普段本を読む方も読まない方も、一緒に本を読み語る楽しさを共有してみませんか?(ちなみに1月は私、コクが選書担当です!ぜひご参加ください!!)

木曜読書会 日時 毎月最終木曜日19時~21時 場所 北九州市文学サロン(小倉北区京町1‐5‐9) or オンライン(Zoom) 参加費 500円(見学300円) Twiiter @mokuyou_dokusho

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