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大阪・南船場のニュースポット「船場裏路地」が12月13日(月)オープン

  • 2021.12.12
路地裏の町家を再生した〝大人の隠れ家〟

嘉永元年(1848年)に創業の老舗昆布店「小倉屋山本」が、南船場にある本店ビルのすぐ裏手に残されていた希少な町家を再生。12月13日(月)に、個性あふれる4つの飲食店が集まる施設「船場裏路地」としてオープンします。ひと足先にメディア向けに開催された内覧会に行ってきました。

出典:リビング大阪Web

20mほどの細い石畳の路地の先には、非日常の世界が。 ほの暗いあかりの町家の中に、それぞれ10坪未満のこじんまりとしたお店が軒を連ねていて、まさに〝大人の隠れ家〟という雰囲気です。

◆小倉屋山本の〝本気のだし〟を味わえる料理屋 「だし処 船場山本」

まずは、入口付近に位置する「だし処 船場山本」。大阪のだし文化を支えてきた小倉屋山本が、新たなチャレンジとして、だしのうま味にこだわった料理を提供するお店です。

出典:リビング大阪Web

季節の食材を使った和食を楽しめるメニューの中でも、やはりオススメは、だしのうま味が引き立つ「だし巻き玉子」や、魚の「昆布じめ」。この日は、昆布じめを試食させてもらいましたが、昆布の香りとうま味がしっかりと感じられ、しょうゆなしでも美味しい! 昆布でしめることで、魚の水分が昆布に移り、昆布のうま味が魚に移るのだそう。

「船場裏路地」の中では唯一、ランチタイムも営業。限定10食の「日替り御膳」は900円、写真の「昆布じめとだし巻き御膳」は1200円。ごはんはおひつで提供されて、シメにだし茶づけも楽しめます。

◆国内外のこだわりの鶏をいただく 「焼鳥サイヒ」
出典:リビング大阪Web
出典:リビング大阪Web

続いて「焼鳥サイヒ」。鹿児島や奈良、フランスなどのブランド鶏を味わえるお店です。ワイワイとにぎやかな焼き鳥屋さんもいいけれど、こんなゆったりしたカウンターで焼き鳥をいただくのもいいかも。焼き鳥と一品料理を楽しめるコースのみ。個室もあります。

◆丁寧な仕事が光る江戸前鮨 「鮨 とよたか」
出典:リビング大阪Web
出典:リビング大阪Web

茶室にも用いられる「網代天井」を用いた空間と広いカウンターが印象的な「鮨 とよたか」。新鮮な魚を寝かせたり、煮付けたりという丁寧な仕事で供される江戸前鮨で、贅沢な時間を楽しめます。こちらもコースのみ。

◆女性一人でもOK!肩肘はらない会員制スナック 「よすか」
出典:リビング大阪Web

最後は、なんと「スナック」。京都の会員制スナックの店主がオープンする「よすか」は、赤が貴重。昭和レトロな内装がいい感じです。会員制ですが、敷居が高いのではなく、同じ空間で、楽しく集ってもらえる人に来てほしいとの思いから。女性一人でも気軽にお酒を楽しめます。会員になるには「船場裏路地」のほかのお店で紹介してもらうのもあり…だそう。

「路地の先にこんな素敵なお店があるよ!」と、友だちに教えたくなりそうなニュースポット。「だし処 船場山本」以外は、夜のみの営業です。

●船場裏路地 住所 大阪市中央区南船場4-10-22 アクセス 大阪メトロ心斎橋駅、大阪メトロ四ツ橋駅各歩6分

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