現役保育士は見た！オムツ強要に歯の捜索…信じられないモンペの行動3選

保育士が頭を抱える悩みの一つがモンスターペアレント、いわゆる「モンペ」の存在です。今回は、現役保育士が実際に遭遇したモンスターペアレントの驚くべき行動を紹介します。あなたのまわりにもいないか、はたまた自分自身が同じような行動を取っていないか、チェックしてみてくださいね。

2歳児クラスで4月生まれのA君は、まだオムツを着用している一方で、A君より遅い2月生まれのB君は先にオムツを卒業していました。そのことを知ったA君のママが、「うちの子が気にしたらいけないから、B君にもまだオムツをはかせておいて！」と言ってきたそう。

わが子がかわいいのは分かりますが、あまりに身勝手な要求にあ然としたそうです。

お迎え後に園庭で遊んでいたNちゃん親子。そこでNちゃんの歯が抜けていることに気付いたNちゃんのママが、「園で歯が抜けたんだから園の責任よ！大事な乳歯なんだから、見つかるまでは帰りません」と騒ぎだしました。

そもそも、引き渡し後に園庭に残って遊んでいること自体ルール違反なのですが、仕方なく保育士総出で園庭を大捜索。結局見つからず、後日歯はNちゃんの自宅で見つかったとの報告が……園庭を探し回った無駄な時間を返してほしいですね。

飲食店を経営している保護者が「忘年会や歓迎会はうちの店でしてくださいね！」と、毎回ゴリ押ししてくるそうです。

お店のPRが大事なのはよく分かりますが、保育士だけでなく他の保護者にも頻繁に営業をかけていて、保護者からもクレームが続出する始末。やんわりと注意しても聞いてくれず、正直対応に困っているそうです。

わが子のことを最優先に考えるのは、親として当然のことかもしれません。しかし行き過ぎた行動は、考え物です。「あの子の親はモンペ」と言われ何よりつらい思いをするのはわが子なのではないでしょうか。本当にわが子のためを思うなら、モンペ認定されかねない行動は控えたいものですね。

文・西島さくら