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「歯」は読めるけど…?!【齲歯】この<ちょいムズ漢字>あなたは読めますか?

  • 2021.12.12

今回のちょいムズ漢字は、歯に関する漢字を出題します。 “歯”を強調する「齲歯」ですが、なんと書いてあるか読めますか? いつもシンプルな漢字であらわすアレです。

(1)読めるとかっこいいけど複雑な「齲歯」

画数が多く、難読に見える漢字が読めるのは、非常に知的です。 中には、読めるのはいいけれどなんだか複雑な心境になるものもあります。 「齲歯」がその心境になる漢字ですが、このヒントからわかるかもしれません……。 そう、これは「むしば」と読みます。 普段は「虫歯」を見ることがほとんどでしょう。 サラッと読めるとかっこいいものの、実際なると大変ですよね。 キュイーンという音だけで、もう怖くなってしまうでしょう。 (『広辞苑』より)

(2)「齲歯」はどんな歯のこと?

齲歯とは、歯牙の硬組織(エナメル質)を溶かす疾患。それに侵された歯のことです。 歯垢の中で生きる細菌から作られた乳酸がエナメル質を溶かしたり、タンパク質を溶かす細菌によって齲歯の状態にされてしまいます。 齲歯=穴があいた歯というイメージですが、それはかなり進行した状態になります。 歯垢の中にいる細菌は齲歯以外にも、歯周病も引き起こすので厄介に……。 悪い菌のもとになるものは、排除するのがベストです。 これを見て、最近歯医者に行っていないという方は行ってみるといいでしょう。 (『広辞苑』より)

(3)「むしば(齲歯)」の語源

ここからは、「むしば」の語源を見ていきましょう。 はっきりとした語源はわかりませんが、さまざまな語源があるようです。 中国では昔は病気になる=虫のせいということから、歯にできた病気からむしばとなった説。 気持ち悪いものを“むし(虫)”という言葉を使うことからきている説。 蝕んだ歯ということから、むしば説。 どれも考えられそうな説ではないでしょうか。 今回の漢字である「齲歯」の「齲」は、「侵された歯」という意味があります。 このようなことから、蝕んだ歯からの説が有力かもしれませんね。 (『広辞苑』より) 一度なると、あと戻りはできない「齲歯」。 齲歯のない歯を目指すには、正しいブラッシングが大切です。 食べることが多くなっている今だからこそ、見直すいいきっかけになりそうですね! (恋愛jp編集部)

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