AMIが創設した、若手起業家のための賞って？

2011年にアレクサンドル・マテュッシにより、パリでローンチされたファッションブランド、AMI（アミ）が、ファッションスクールのInstitut Français de la Mode（アンスティチュ・フランセ・ドゥ・ラ・モード、以下IFM）と提携し、次世代のファッション業界をリードする起業家を支援するための賞を創設。今後毎年開催される「Ami × IFM Enterpreneurship Prize（アミ× IFM アントレプレナーシップ プライズ）」の第1回目の授賞式は、2022年初頭に開催される。

アミの創業者/クリエイティブディレクター、アレクサンドル・マテュッシをはじめ、アミ× IFM アントレプレナーシップ プライズの審査員には、芸術や音楽など各分野で活躍する著名人が勢揃い。

この賞の目的は、プロの専門知識を活用し、学生自らプロジェクトを提案し、発展させることで学生の才能とスキルを高める場を提供すること。アミのCEOを務めるニコラス・サンティーワイルと、創業者/クリエイティブディレクター、アレクサンドル・マテュッシを通じて、アミの学生に対する献身、そして配慮を示すものだ。彼らの取り組みは、ブランド創業時の価値観である「友情」「共有」「包容力」への深い思い入れの象徴となっている。

この賞は、IFMが提供するマネジメント、クリエイションの修士課程からハンドクラフトのコースまで広範囲のコースを対象としていて、IFMに通うすべての学生が参加できる。IFMによる事前審査を経て、選ばれたプロジェクトが発表され、受賞者にはそれぞれの指定審査委員によるメンターシッププログラムが与えられるのが特徴だ。審査員には、アミのサンティーワイルとマテュッシのほか、創造、芸術、音楽、映画の世界で活躍する著名人も含まれ、各分野で若手起業家を支援していこうという気概が感じられる。

「アミの成功の大部分は、優れたスタイルと大胆な起業家精神の革新的な結びつきによるものです。このアプローチは、アミ× IFM アントレプレノーシップ プライズにて完璧に表現されています。アミとIFMはともに若者を巻き込み、彼らが起業家として生み出すことができる無限の機会に対し、意識を高めることで彼らが意思決定のプロセスをスタートすることを目指しています。このプロジェクトを立ち上げ、次世代のリーダーたちの起業家精神に対し自由を与えることができたことは、私にとっての大きな誇りです」とアミのCEOニコラス・サンティーワイルは語る。

●問い合わせ先AMI PARIStel : 03-3470-0505（プレスオフィス）www.amiparis.com