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難読漢字クイズ!【樹懶】よくぼーっとしているあの動物です!

  • 2021.12.10
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生き物の中には、難解な漢字で表記する名前がいくつかあります。 「樹懶」も、そのうちのひとつ。 そこで今回は、「樹懶」の読み方や意味について調べてみましょう。

(1)「樹懶」の読み方

「樹懶」という生き物、なんのことかわかる方はいますか? ひらがな表記が一般的な動物のため、「樹懶」という言葉を初めて目にした方も多いでしょう。 「樹懶」は、動物園にいる生き物です。 よく木にぶら下がってはぼーっとしているため、見ている方の肩の力が抜けてしまうような生き物だと評されることもしばしば。 「樹懶」の読み方の正解は「なまけもの」です。 (『広辞苑』より)

(2)「樹懶」の意味

「樹懶」の読み方がわかったところで、意味についてもおさらいしましょう。 「樹懶」とは、アリクイ目ナマケモノ科の哺乳類を指します。 動物園などで目にした経験がある方も多いはず。 木にぶら下がって生活し、ほとんど木から降りずにぼーっとしている様子や、動きがゆっくりしていることから、「なまけもの」という名前になったと考えられますね。 ちなみに、木の葉や果実を食べるため、木から降りる必要がほとんどないのだとか。 木の枝に長時間ぶら下がっても折れない鉤爪も、「樹懶」の魅力のひとつかもしれません。 (『広辞苑』より)

(3)「樹懶」の由来

「懶」は「ものぐさ」と読みます。 ものぐさとは「無精なことや無精な人」で、「懶」一文字で「おこたる」「なまける」という意味合いになるのです。 また、「懶」は訓読みをすると「懶ける(なまける)」と読むことができます。 「樹の上で懶ける」生き物として、「樹懶」という名が体を表しているのですね。 (『広辞苑』より) 今回は、「樹懶」の読み方や意味について紹介しました。 動物のナマケモノは、「怠け者」ではなく、「樹懶」という漢字を使用するので、ぜひ覚えておきましょう。 動物園などでサラリと読めたら、一目置かれるかもしれません。 (恋愛jp編集部)

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