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カニエ・ウェストとドレイクが仲直り後の初合同コンサートが生配信される

  • 2021.12.10

これまで犬猿の仲だったカニエ・ウェストとドレイクが、仲直り後はじめてのコンサートが、Amazonプライム・ビデオやAmazon Music、そしてアメリカの映画館で生中継されることが決定した。(フロントロウ編集部)

ラリー・フーバーの釈放を求めるコンサートが生配信

2018年に当時ドレイクが極秘でアルバム『スコーピオン』の制作を進めるなか、カニエ・ウェストがドレイクに提供するはずだった曲「Lift Yourself(リフト・ユアセルフ)」を自分の楽曲としてリリースしたことが原因で絶縁状態に。

画像: ラリー・フーバーの釈放を求めるコンサートが生配信

カニエはこれまでに何度も和解をドレイクから拒絶されてきたのだが、カニエが終身刑で服役中のギャングであるラリー・フーバーの釈放を求めるコンサートに出演して欲しいとお願いすると、ドレイクはその熱意を受け取り和解。

ドレイクはカニエと満面の笑みを浮かべる動画を自身のインスタグラムにアップしたのだが、この動画は犬猿の仲だった2人がついに仲直りしたと当時大きな話題になった

ドレイクとカニエの姿は2枚目。

そして米時間12月9日、ついに2人が和解するきっかけとなったラリー・フーバーの釈放を求めるコンサートが開催され、久しぶりに同じステージに立つ。

そんなコンサートは、Amazonプライム・ビデオやAmazon Music 、Amazon Music Twitchチャンネルでライブストリーミング配信されることが決定。さらにアメリカではIMAXの劇場でもコンサートを大画面で見られるよう。

今回2人のコンサートをライブ配信することについてAmazon MusicのヒップホップおよびR&B部門の責任者であるティム・ヒンショーは「カニエとドレイクは、境界線を押し広げ、文化を定義することにキャリアを費やしてきましたが、このコンサートを世界中のファンに最前列でお届けできることに興奮しています」とコメント。

今回のイベントは、アメリカの刑務所の環境改善や、人種によって量刑の厳しさが異なる傾向にあるアメリカの司法システムの改革について人々に知ってもらうことも目的としている。

240ヵ国以上で生配信されるカニエとドレイクの合同コンサートは、日本時間12月10日の12時頃からスタートする。(フロントロウ編集部)

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