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この漢字あなたは読めますか?【沓】ヒント:コレ持っていない人はいないはず!

  • 2021.12.9

今回の難読漢字は、あなたの身の回りにあるものです。 「沓」という漢字ですが、どんなものかご存じでしょうか。 毎日お世話になっている方も多い、アレのことですよ。

(1)よく見る漢字と同じ読み方をする「沓」

“水”と“日”で構成された「沓」。 さっぱりわからないという方も多いでしょう……。 ヒントは、外に出るときに使います。 中にはコレクションにしている方もいるでしょう。 そう、この漢字は「くつ」と読みます。 くつは「靴」の字しかないと思っている方もいるかもしれませんが、じつは「沓」「靴」以外に「履」という漢字もあり、計3種類もの漢字があります。 これだけでも十分勉強になったことでしょう。 (『広辞苑』より)

(2)「沓」ってどんなもの?

沓や靴、履を含む「くつ」についてご紹介していきます。 その中に足を入れて歩行するためのアイテムです。 今は合成ゴムや革といった素材が主流ではありますが、昔は革や木、糸、麻、錦、藁などから作っていました。 束帯や衣冠などは麻沓や靴(かのくつ)、半靴(ほうか)、深沓などを履いていました。 今も昔も特別な行事があるときは、くつも特別仕様になっていますね。 なんだかくつにも深い歴史がありそうです。 (『広辞苑』より)

(3)「くつ(沓)」の語源

くつ(沓)の語源は、朝鮮語である「グドゥ」といわれています。 じつは、くつ(沓)は朝鮮半島から伝わってきました。 そのとき、くつであるグドゥも一緒に伝わり、くつという呼び方に変わったのでしょう。 (『広辞苑』より)

(4)なぜ“くつ”だけで「沓」「靴」「履」

今は「靴」のみで表記されていますが、それぞれ用途が別々です。 まず、今回のメインである「沓」は、日本古来に履いていたくつをさします。 歴史上の人物が履いているあのくつが「沓」です。 そして、藁や木、草などで作られたくつを「履」といいます。 文明開化により、くつにも変化があらわれ「沓」や「履」だけでなく、革が多く広まったことから「靴」が定着しました。 沓〜靴までと、非常に歴史があると感じることでしょう。 (『広辞苑』より) 日本古来のくつとして用いられた「沓」。 今はあまり目にすることがない「くつ」も中にはありますが、勉強になることがたくさんですね! ぜひこの知識を、まわりの人にも教えてあげてみてください。 (恋愛jp編集部)

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