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韓国Kリーグで24年ぶりにDFがシーズンMVPを受賞!全北現代の主将ホン・ジョンホが選出

  • 2021.12.8
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韓国Kリーグ1(1部)で24年ぶりにDFのシーズンMVPが誕生した。

12月7日、ソウルのスイスグランドホテルで行われた「HANA 1Q(ハナワンキュー)Kリーグ1 2021大賞授賞式」で、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースのキャプテンのDFホン・ジョンホ(32)が最優秀選手賞(MVP)を受賞した。

ホン・ジョンホは2010年に済州(チェジュ)ユナイテッドでプロデビューした後、2013年にドイツ・ブンデスリーガのアウクスブルクに移籍。2016年に中国の江蘇蘇寧へ移籍し、全北現代には2018~2019年のレンタル期間を経て、2020年から完全移籍で在籍している。

1部全12クラブの監督(30%)、キャプテン(30%)、及びメディア(40%)による投票で、ホン・ジョンホは監督とキャプテンから各6票ずつの計12票を得た。

監督ではイ・ビョングン監督(大邱FC)、パク・ゴナ監督(水原三星ブルーウィングス)、チョ・ソンファン監督(仁川ユナイテッド)、キム・ナミル監督(城南FC)、チェ・ヨンス監督(江原FC)、キム・ホヨン監督(光州FC)の6人。

キャプテンではキム・ジンヒョク(大邱FC)、チュ・ミンギュ(済州ユナイテッド)、チョン・ドンホ(水原FC)、キ・ソンヨン(FCソウル)、キム・ドヒョク(仁川ユナイテッド)、ソ・ボミン(城南FC)の6人がホン・ジョンホに投票した。

また、ホン・ジョンホはメディア投票でも56票を獲得。換算点数計48.98点とし、投票2位のチュ・ミンギュ(39.45点)に10点差をつけMVPに輝いた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ホン・ジョンホ

ホン・ジョンホは1997年のキム・ジュソン以来、実に24年ぶりにセンターバックとしてMVPを受賞した選手となった。また、パク・ソンファ(1983年)、ハン・ムンベ(1985年)、パク・ギョンフン(1988年)、チョン・ヨンファン(1991年)、ホン・ミョンボ(1992年)、そしてキム・ジュソンに次ぎ、DFとして歴代6人目のMVPとなった。

全北現代所属選手としては、イ・ドングッ(2009、2011、2014、2015年)、イ・ジェソン(2017年)、ソン・ジュンホ(2020年)に次いで4人目だ。3年連続で年間ベストイレブンにも選ばれたホン・ジョンホは個人2冠を達成した。

ホン・ジョンホは受賞に際し、次のようにコメントしている。

「自分がDFなので受賞できると思わなかった。4年前、海外生活を終えて韓国に来たときは“成功できなかった選手”、“試合に出られなかった選手”だとして、自分を求めてくれたチームがあまりなかった。そのなかで手を差し伸べてくれたチームが全北現代だった」

「恩返ししたかったし、上手くやりたかった。ありがたいことに4年間大きな負傷もなく、多くの試合に出場することができた。たくさん優勝して多くのことを学んだ。自信も取り戻した。最高のチームで、最高の監督、最高のチームメイトとともにすることで最高の選手になれたと思う。最高のチームに作り上げてくれたチョン・ウィソン会長(現代自動車グループ会長)に感謝したいし、苦労した監督にも感謝したい。初心者のキャプテンの下で頑張ってくれた先輩と後輩にも感謝したい」

「今日は妻の誕生日なのだが、大きな賞を贈ることができて嬉しい。これからも全北現代の頼もしい壁となるために頑張りたい」

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