難読漢字クイズ！【菠薐草】食卓にもよく並ぶ野菜ですよ～！

植物や食べ物の名前は、漢字表記にすると難解なものが多いですよね。 「菠薐草」も、読むのが難しい食べ物の名前です。 そこで今回は、「菠薐草」の読み方や意味についてご紹介します。

（1）「菠薐草」の読み方

「菠薐草」という漢字、正しく読むことはできますか？ 「草」は「そう」という一般的な読み方をするのですが、「菠薐」という漢字は初めて見た、という方も多いはず。 「菠薐草」とは、苦味があるため苦手な方も多い、濃い緑色の葉野菜のことを指します。 このヒントで、わかった方も多いのではないでしょうか？ 正解は「ほうれんそう」と読みます。 食卓でも馴染み深い野菜ですが、これほど難しい漢字だったなんて驚きですね。 （『広辞苑』より）

（2）「菠薐草」の意味

「菠薐草」の読み方がわかったところで、意味についてもおさらいしましょう。 「菠薐草」とは、アカザ科の一年生または二年生の葉菜です。 16世紀頃に日本に渡来し、今では世界各地で広く栽培されている野菜でもあります。 東洋種と西洋種に分類され、東洋種はやわらかく甘みがあるのだそう。 一方、西洋種は病気や害虫に強いと言われています。 「菠薐草」の「菠薐」は中国語で、もともとネパールの地名でした。 ネパールから中国に伝わったため、「菠薐草」という名前がついたと考えられます。 （『広辞苑』より）

（3）「菠薐草」の異なる漢字

「菠薐草」は、一般的にひらがなで表記されることが多い野菜です。 ですが、「菠薐草」以外の漢字表記がいくつか存在します。 「菠薐草」は、「法蓮草」「鳳蓮草」とも表記することが可能です。 本来は「菠薐草」で、「法蓮草」や「鳳蓮草」は当て字とも言われています。 ですが、どれを使用しても正しいので、好みの表記を使ってみてくださいね。 （『広辞苑』より） 今回は「菠薐草」の読み方や意味についてご紹介しました。 栄養分が多い「菠薐草」は、美肌や健康の味方と考えられています。 好き嫌いせず「菠薐草」をしっかり食べて、栄養を摂取してくださいね！ （恋愛jp編集部）