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「髪状」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.29
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今回ご紹介する漢字は「髪状」です。

「髪」は他人からの第一印象に大きく関わることも。就職活動用に黒く染め直したり、季節によって髪形を変えることで気分を変える、という方もいらっしゃることでしょう。

そんな「髪」の後ろに「状」が付いたこの「髪状」、いったいなんと読むのでしょうか。

「髪状」って何と読む?

「髪」という漢字に、「かみ」や「はつ」といった読み方があることは周知の事実ですよね。

続いて「状」、こちらは「じょう」と読まれることが一般的でしょうか。

しかし、残念ながらこれらの読み方を組み合わせても、正解には辿り着けないんです。

では、いったいどう読めばいいんでしょうか。

それでは、ここで正解を発表します。

正解は、「かんざし」でした!

「髪状」について

「髪状」が「かんざし」と読むことを知り、疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そう! 「かんざし」と言えば、髪飾りの一種である「簪」が一般的ですよね。

ただ、今回の「髪状」は、「簪」とちょっと違う意味なんです。辞書で確認してみましょう!

《「かん」は「かみ(髪)」の音変化。「さし」は物のようすの意》
1 額の上の髪の生えぐあい。髪のようす。
「額つき、—、いみじううつくし」〈源・若紫〉
2 髪。
「姫君を近づけて、緑の—を撫であげ」〈伽・鉢かづき〉

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「髪状」は髪の様子や、髪そのもののことをいうんですね。「簪」と混同しないように、しっかり覚えておきましょう。

余談ですが、「簪」は江戸時代中期以降に盛んに使われるようになり、その多くには耳かきがついていたそうです。確かに形は耳かきと似てなくはないですが、意外な用途ですよね。

まとめ

「髪状」は「かんざし」と読み、髪の様子や、髪そのもののことを指します。

「髪状」の他にも、おなじみの漢字を組み合わせた難読漢字はまだまだありますよ。

今後も引き続きご紹介させていただきます!