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「紅型」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.1
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みなさんは染物を普段使っていらっしゃいますか?古来から色褪せないその魅力からか「博多織」や「藍染」など数多くありますよね。

今回は、そんな染物に関連した漢字「紅型」をご紹介します。読み方と併せて、どんな染物なのかも考えてみてください!

「紅型」って何と読む?

まずは、普段から見慣れている読み方で考えてみましょう。

「紅」は「べに」「こう」などでしょうか。「型」は「かた」「がた」や「けい」と読んだりしますね。

今回ご紹介する読み方ですが、「型」は「がた」と読みます。これはいつもと変わりませんね。

そうなると、問題は「紅」。

見当もつかない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。それではここで正解を発表します。

正解は、「びんがた」でした!

「紅型」について

「紅」を「びん」と読むなんて驚きですね。さて、読み方は分かったので、続いて「紅型」の意味を考えてみましょう。

冒頭で「染物に関連する」といいましたが、実際どんなものなのか見当はつきますでしょうか?

では、辞書で答え合わせをしてみましょう。

〘名〙 (色を用いた型染めの意) 沖縄で発達した模様染め。普通、一枚の型紙を用いて多彩な染めを施したもので、琉球尚王朝の頃から行なわれ、更紗、友禅の技法を取り入れながら発達した。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「紅型」とは、辞書にある通り、沖縄で発達した模様染めのこと。沖縄出身の方でしたら、既にご存知だったかもしれませんね。

なお、「紅」の漢字が使われているからといって、紅色を基調とした染物というわけではないそうです。ここでいう「紅」は色全般を指すとのこと。「紅型」の中でも、彩色の仕方で「紅型」と「藍型 (イェーガタ) 」、「筒描き」などの分類があるそうです。

まとめ

「紅型」は「びんがた」と読み、沖縄で発達した伝統的な模様染めのことでした。

今回紹介した「紅型」の産地である沖縄はもちろんの事、他にも京都や石川などで染物体験をできるところもあるそうなので、機会がありましたらぜひ一度お試しください!